
あおい
@booklover_aoi
2026年9月17日

読み終わった
Kindle Unlimited
@ 自宅
前から気になっていた自他境界線について知りたくて読みました。
確かに人間関係を築く上で適切な距離感は大切ですが、日頃明確に意識したことはなかったです。
『バウンダリーとは、自分と他者をはっきり区別し、健全な人間関係を育むために自身の力をより効率よく使えるようにするもの』
自分が能力を発揮するために明確なラインを引くことが大切、なんてあまり考えたことがなかったです。
過去にあまりいい影響をもたらさない人間関係に線を引いたことはあっても、「自分の力をより効率よく使えるようにするため」という意味ではなかったです。
「関わっていると嫌な気持ちにさせられるから」「相手がやりたくないことを自分に押し付けてくるから」など、起きた事象に対して、これ以上不快な思いをしたくない、余計なことに時間を奪われたくない、といった理由だったと思います。
これを認識できただけで、この本を読んでよかったなと思いました。
『バウンダリーは、負荷と重荷を区別することで、私たち自身と他者がそれぞれどこまで責任を負うべきかを明確にするものです。もし、今自分が背負っているものが負荷の範囲内で余裕があるなら、そこに他者の荷物を一部入れ込むことも可能でしょう。しかし、自分の荷物が重荷であるとわかった場合は、負荷の範囲に収められるように誰かの助けを求めなくてはなりません。』
自分が人との関係性でしんどくなる時は、大体重量オーバー、過積載状態になっている時だなと気づきました。
自分が大変でも人が困っていたら助けたいと思ってたのですが、それが時々しんどいなと感じることもあって、なんでなのかなと思っていたら、自分の負荷にプラスして他人の負荷を背負った結果重量オーバーになってたということなんだなと思いました。
『バウンダリーは自己中心性とは無縁であり、むしろ愛や配慮、信頼、尊重、思いやりを土台にしているのです。』
ただ、バウンダリーは必要だし、時には主張が必要なこともありますが、基本的に相手のことを大切にするためのものであり、自己中心性のものではないというところを理解していないと、誤った理解でバウンダリーを主張してしまうことになるので注意が必要だなと思いました。
これをきちんと理解をしていないと難しい。
相手と自分を大切にするためにも、適切なところに境界線を引くことが必要なんだということを学びました。
こういう知識は学校教育でも取り扱ってほしい…。
他にもとても有意義な学びを得られた本なので、時々思い出しながら自分にとって適切な境界線で人と接するようにしていきたいと思います。



