
翠
@mdr_33
2026年9月19日

古都
川端康成
読み終わった
読了。すっごくよかった〜。
双子の愛情、親子の愛情、四季、いろいろ描かれているけど、結局は、京都を書いた物語だなと思う。
この頃の京都はもう無いのかな、と思う。
京都は観光客が多くてあまり好きじゃ無いけど、行ってみたくなった。今行っても『古都』のように京都を味わうことはできないのだろうけど。
京都の観光地じゃない場所へ行きたい。
「いややわ」の言葉が纏う空気にうっとりとする。私もいつか小説で使いたい。駄目なことをしているみたい。
当時の時代背景も、常識もわからないし、特に京都となるともっとわからない。だからわからない部分がすごく多かった。けど、わかろうとしなくてもいい。
ただ、京都に身を置いて、移りゆく季節と、千重子たちのあたたかさを感じるだけで、いい。
伊豆の踊り子を読んだ時にも思ったけれど、電車の中でスマホばっかり触っていると、ふと、川端の小説の世界に帰りたい、と思う。川端康成の小説は、私にとって、現代が嫌になった時の、逃避場所だ。
次は雪国か、たんぽぽか、眠れる美女か。掌の小説。みずうみ。
鞍馬寺とか嵐山とか、他にも色々、行ったことのある場所が出てきて嬉しかった。また鞍馬に行きたいなー。

