古都

10件の記録
菜穂@mblaq_08252026年3月17日読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 第2回 「尼寺と格子」P29~P56 今回拝読したところは、千重子と家族との関係が描かれていました。 養子とはいえ両親にとても愛情深く育てられていたことが伝わってきます。 そんな両親に恩返しをしたいという千重子の熱い想いも伝わってきます。 血は繋がってなくともここには確かな絆がある。けれども、千重子の中でなにか言葉にできぬもどかしさのようなものも見えているようにも感じます。 別のことで「家族」ってなんだろうなと考えていたので、今回拝読したところはなんとなくリンクしているように思えました。




菜穂@mblaq_08252026年3月5日読み始めた本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて P5~P28「春の花」 新たな輪読会がスタート。 川端康成の作品は子供の頃に読んだ「伊豆の踊り子」くらい。 いつかは拝読せねばと思いつつ、ここまでズルズルしておりましたが、輪読会のお陰でやっと川端康成作品に触れる機会ができました。 もみじの幹に咲くすみれの花や、壺の中で飼われている鈴虫たちに想いを馳せる自分の人生と重ねる千重子。 どことなく孤独な様子が見受けられると想ったら、自分に想いをよせている真一に「自分は捨子」だと告白する。 自分が捨子だということを悲観している訳ではなさそうだけれど、孤独感を抱え自分の想いにソッと蓋をしてしまっているような…… 思春期の女の子ならではの複雑な心境なのかしらと思いながら拝読しました。 まだ読みはじめたばかりですが、川端康成の文章は瑞々しい。暗がりではなく、かといってギラギラと明るすぎず、静かに光が差しているような文章。 これから続きを拝読していくのが楽しみです。



- 夏至@pixied82025年11月2日読み終わった川端康成は「伊豆の踊り子」「雪国」を読んでいるけど、『古都』が圧倒的に好きだった。主人公の真っ直ぐさ、とりまく人々の優しさ、京都の賑やかさと静けさが感じられてとても美しい小説だった。冬の始めの空気が冷たくなった夜に深呼吸をするようなそんな作品だった。やっぱり川端の文章は映像の文章化みたいに見える。


- うたとうた@uta_to_uta2025年10月6日読み終わった最近落ち着いて小説を読んでないなぁと思い、何気なく本棚を眺めて、手に取るとそのまま時間も忘れて一気読みしてしまいました。 文章の巧さが読み心地良く感じられ、色を鮮やかに連想させるためか読みながら綺麗だなと思いました。色の説明をせず色の鮮やかさを連想させる異次元の文章力だと思います。 ただ、困ったことに京都弁がわからないのでセリフの理解が怪しいです。京都弁は外国語ですか?都なのでむしろ標準語ですか?とにもかくにもハイコンテキスト過ぎてわからないところがありました。 言葉の問題はありますが、それを差し引いても良い作品だと思いました。





