
菜穂
@mblaq_0825
2025年4月8日

忘却の河
福永武彦
読んでる
本のある暮らし
積読家
輪読会
「忘却の河/福永武彦」の輪読会いよいよ始まりました🙌
福永武彦氏のことは母から良いときいていましたし、主催者さんが私好みの作品だと思うとおっしゃってくださったのでたのしみにしていました。
今回は「第一章 忘却の河」P8~40まで。
手記のような形で始まった物語は、書き手の現在と過去を右往左往しながら進みます。
始め主人公は物書きかと思いましたがそうではなくどこかの社長さんで55歳、妻は寝たきりで2人の娘ありということが読み進めていくうちにわかります。
そして主人公の背景には戦争体験があり、なにやら過去に忘がたい何かがあるご様子。
記憶を手繰り寄せながら彼が探し求めているめのはなんなのか。
また現在の彼にどのように繋がっていくのか気になるところ。
キーワードは、「助けた行きずりの女」「戦争」「過去の女」というところだろうか。
どうやら連作短編のようですし、今読んでいるところは手記のような感じなので、初っ端から私の大好物作品の雰囲気で、次回がとても楽しみです。
次回は2週間後〜待ち遠しい!!


