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@bunkobonsuki
2026年9月19日
イマジナリー・ネガティブ 認知科学で読み解く「こころ」の闇
久保(川合)南海子
「プロダクション」という言葉を知っているだろうか。これは認知科学の概念で、自分の内心を現実に投影する心の動きを指している。
本書では「プロダクション」を用いてイマジナリー・ネガティブ(想像上の劣等感・悪感情など)を解明する。
「プロダクション」は人間の認知機能の根幹だ。
人は世界をあるがままには見れない。
毒キノコを見て、「人体に害を及ぼす食物」と考えるだけでなく、「けれど妖しい魅力を放つもの」「自然の厳しさの象徴」など連想・比喩を思いつく。
人の事物の見方は文脈や文化に左右されるのが常だ。
文字も声色も人間がなんらかの教育を受けたからこそ認識できる。プロダクションがあるからこそ人は苦しみ笑える。