夏の書店好き "正欲" 2026年9月19日

夏の書店好き
@mako6
2026年9月19日
正欲
正欲
朝井リョウ
多様性について理解していた気になっていただけなのかもしれないと気づかされた。 ただ、実際に佳道や夏月、大也みたいなマイノリティな人たちがいたとしても理解はできなくても、変だとは思わない。受け入れることはできる。とは思った。 多分、性欲に限らず、世間一般的な人と違う部分があったとして、マイノリティだという部分って口に出さないだけで、ある人も結構いるのではないか。と思っている。 マジョリティ側が正しいになるのは、比率だけであって、正しさとは違うよな。と個人的には良く思うことがある。 それでも、それが「当たり前」「当然」の風潮のような空気感や「わからない人や事をどこかに当て込もうとしたい」、「納得したい」のだな世間(自分もしているかもしれない)は。と思いながら、 逆にマジョリティ側も「自分はまともなんだ」「他にもそう言っている人が沢山いるのだから正しい」と自分を納得させたい人たちなのかもしれない。 自分自身もマジョリティに所属しているように見せつつ、本心はどっちつかずの自分のずるさも自覚するような考えさせられる面白い小説だった。
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