
やじま
@yayayajima
2026年9月20日
くもをさがす
西加奈子
読み終わった
西加奈子さんのカナダでの乳がん闘病記。医療事情の全く異なる国で、コロナ禍で、全く体験したことのない病気と向き合うことの怖さを思うと胸がつぶれる思いになるのだけど、友人や医療者などとの一つ一つのエピソードや西さんのユーモラスな筆致がそれを明るくしてくれている。
カナダでの出来事なので基本英語でのやり取りなはずなのに、それが全て関西弁で示されていて、なんでやねん、とクスッとさせられる。カナダのフランクなノリにいちばん近いのが関西弁なのだろうか。
個人的なことになるが、この本を健診の待合室で読んでいたら、乳がん検診で小さなしこりが見つかり、現在再検査の結果待ちである。その時に初めて、ここに書かれていることが我が事のように迫ってきた。人ってそんなもんだよなと思いつつ、検査結果が出てきたらもう一度読もうと思う。


