彩りの雨 "ベルリンは晴れているか" 2026年9月20日

彩りの雨
彩りの雨
@colour-rain
2026年9月20日
ベルリンは晴れているか
最近料理家・山脇リコさんのポストで、この本を読んでベルリンに旅行にきたとあり、積ん読になっていたのを思いだし読み始めました。 第二次大戦のナチス支配下にある戦中と戦争直後のベルリンが舞台。ベルリンの街が抱える負の歴史の重みとその迫真の描写に胸がつぶれそうになるが、同時に読み始めたら止まらない、素晴らしいミステリー小説。 主人公のドイツ人の少女アウグステが大切にしているエーリヒ・ケストナー著「エーミールと探偵たち」の本も、平和な頃のベルリンを舞台にした物語であることを思うと、歴史に翻弄されるベルリンの変貌ぶりが際立ってくる。(ケストナーは反ナチスだった) この本でベルリンの街、歴史のことを新たに知ったことも多い。ベルリンで生きぬいた、生き抜くことができなかった、多くの登場人物たちの顔が、浮かび上がってくる。集中力ある文章表現と展開にぐいぐい引き込まれ、圧倒されながら読了。心のそこからおすすめしたいです。
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