ベルリンは晴れているか
51件の記録
彩りの雨@colour-rain2026年9月20日読み終わった最近料理家・山脇リコさんのポストで、この本を読んでベルリンに旅行にきたとあり、積ん読になっていたのを思いだし読み始めました。 第二次大戦のナチス支配下にある戦中と戦争直後のベルリンが舞台。ベルリンの街が抱える負の歴史の重みとその迫真の描写に胸がつぶれそうになるが、同時に読み始めたら止まらない、素晴らしいミステリー小説。 主人公のドイツ人の少女アウグステが大切にしているエーリヒ・ケストナー著「エーミールと探偵たち」の本も、平和な頃のベルリンを舞台にした物語であることを思うと、歴史に翻弄されるベルリンの変貌ぶりが際立ってくる。(ケストナーは反ナチスだった) この本でベルリンの街、歴史のことを新たに知ったことも多い。ベルリンで生きぬいた、生き抜くことができなかった、多くの登場人物たちの顔が、浮かび上がってくる。集中力ある文章表現と展開にぐいぐい引き込まれ、圧倒されながら読了。心のそこからおすすめしたいです。
こな@konakon2026年9月2日読み終わった戦時中~戦後のベルリンの描写はどれも良かったが、全体的にストーリーの展開が冗長で、後半は苦痛すら感じながら読み進めていた。もっとシャープにしたらとても良い本だろうに。RPGみたいにAのために移動→手がかりを求めて移動→足止めを食らい迂回……みたいな感じで人づてと偶然で話が進むので単調。オチもラストもあまり腑に落ちず、なんだかなぁの気分。あと2箇所、文中に「?んで」と書かれている謎の箇所があった。掴んで、ぽかったけどなんだったんだろう。
えええ@nishi_mys_202026年8月8日読み終わった日本人作家がWW2におけるドイツの歴史を記すことができたのはとてもすごいと思った。正直ミステリとしては微妙だった部分はあるが、それ以上に人間達の負の歴史を読者に刻むという意味では高く評価されるべき。読むことができて良かった

tsuna@Oneok6912026年1月13日読み終わったベルリンの、戦争の歴史に初めて触れた一冊です。 序盤は物語に入り込むのに苦戦するも、150ページを超えたあたりからぐんぐん読み進めることができました。 物語の展開に何度もため息をつき、心が苦しくなり、小休憩を挟まずにはいられませんでした。 両親やホルン、助けてくれた女性、ジギ、トーリャ、、彼らから人間的な一面が感じられる度に、お願いだからその人間としての心を持ち続けてほしい…と、気付いたら願っていました。人の心こそ希望なのかもしれません… 主人公アウグステの真っ直ぐな気持ちは、真っ直ぐな両親譲りであり、そんな愛のある幸せな家庭をも無慈悲に壊す戦争。日本もドイツも、戦後100年も経っていないことに驚きます。 そしていつか、ドイツに行ってみたいです。



夏しい子@natusiiko2025年7月23日読み終わった良かった。日本の小説でここまでドイツの戦時中のことの物語が読めるのも凄い。 そしてこれこそ、再読したくなるミステリー(私はこの小説、ミステリーとはあまり思っていない)だ。 ジギは憎めないやつだな。 ダニーもいい人だ。 ギゼラのことを庇ってあげるように教えてくれたお父さんの話かたはとても好きだった。 この小説は素晴らしいと思う。 ドイツの歴史を知りたくなる小説でもあった。


LUCiA@gogo2025年3月2日読み終わった濃い、濃い、濃い。あなたは戦争を経験したドイツ人ですか?ってくらいにみっちりと戦前、戦中、戦後のドイツが描かれている。2箇所の誤植(文字化け)もご愛嬌。これはたまらん本です。
せい@SEIMOTTE2023年9月22日買った読み終わったタイトルとあらすじに惹かれて。ジギの価値観や生き方、時代の捉え方の一つ一つに興味を持ちながら読みました。特に、最後の手紙は比喩表現も含めて何度も読んでしまった。 日本人が書く、日本人が登場しない、日本人も参加した第二次世界大戦、という世界観と、街が破壊されていく戦争の生々しさ、そこである意味「正気にならないために」体を動かして生きる人々、終盤の種明かしがとても面白く、大満足の一冊でした。






























