こまち "幽冥の岸 十二国記" 2026年9月20日

こまち
@komachi0319
2026年9月20日
幽冥の岸 十二国記
昨日書いた感想で一番大事なことを書き忘れたので追加。例によってネタバレの配慮なしです。 「幽冥の岸」で景麒が泰麒に正論で叱るシーン。風海では玉葉様にたしなめられて「正論だけではいけないのか」と自問自答していた景麒だけど、白銀の後の泰麒にはその正論こそが救いになったというのも、長い時間を超えたアンサーで書いてくれて嬉しかったシーンです。正論で叱ってくれる人がいたから、泰麒も泣くことができたことでしょう。優しくされるのが辛い時はあるから。 景麒は散々言葉が足りないと言われていて、自分でも「言葉を惜しむ」と自覚しているけど、泰麒を叱るシーンではしっかり言葉にしていて、そこは景麒の成長を感じました。 で、あの膝枕。言われた泰麒はさぞかし驚いただろうし読んでいる私もびっくり。そして、陽子を寝かし付けたっていうのが本当に驚きです。慶に帰った頃って『書簡』の頃だと思うけど、とてもそんな信頼関係があるように見えなかった! そして、蓬莱では良い子ゆえに自分の感情を抑えていたであろう陽子に辛い気持ちを解放させて寄り添った景麒を見直しました。 新刊で一番評価が上がったのは景麒ですね。
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