無教養
@mukyoyo
2026年9月21日

屁理屈と哲学
小川哲
切り抜きやショート動画のような本だと思った。
私もショート動画を見漁ってしまうことがあるのだが、そういう時は本当に頭がおかしくなりそうになる。「痛くなる」という表現は正しくなくて、ぼーっとしたり、後頭部が気持ち悪くなったり、思考が単発になって考えがまとまらなくなったりする。本書を読んでいる最中も、それに似た感覚になることがあった。
けれど、ショート動画とは違って、この本にはまだ想像が広がる余地があった。
「教師」の章を読めば「ぼくの先生も似たようなことを言っていたな」と自分の先生のことを思い出したり、書かれている意見や思想についてじっくり考えたりすることができた。
ショートを見る時はドパガキのようになってしまうけれど、コンテンツそのものというよりも、こちらの「受け入れ方」に問題があるのかもしれない。
詩集なども、感性を研ぎ澄まして味わって読まなければ、ショート動画の消費と変わらなくなってしまうかもしれない。
以上、『飲み会の途中で帰ることができない人間』の感想。



