よろこびイサンディ "聖地アッシジの対話" 2026年9月21日

聖地アッシジの対話
聖地アッシジの対話
ヨゼフ・ピタウ,
河合隼雄
題名に「対話」とあるけれど、対話の応酬がはじまったのは100ページを超えた辺りからだった。 河合隼雄氏は明恵上人についての単著があり、また、ヨゼフ・ピタウ氏はアッシジの聖フランチェスコに詳しい。 明恵上人と聖フランチェスコの類似性について、河井氏の明恵上人についての単著の読者から指摘があり、それから河井氏が聖フランチェスコについて、興味を深めていった。 その帰結として、本書での対話が実現した。 明恵上人と聖フランチェスコの類似性については、いつだったか、おそらく河井氏の著作を読んだ際の知識として、僕の体内にはあった。 シルバーウィーク初日に訪れた神田神保町の長島書店で背表紙を見て、すぐさま購入を決断し、読み進めている次第である。 明恵上人と聖フランチェスコは同時代人であり、且つ彼らのそれぞれの行動が似通っている。 世界があまりに遠大で、また、共通の世界観や宇宙観すらあり得ない時代に、このような同時性が生まれる不思議にはとても興味がある。 これもこのシルバーウィークに読了を迎えたい一冊だ。
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