
薄荷
@sheep74g
2026年9月19日
変な地図
雨穴
読み終わった
雨穴さんの『変な地図』を読んだ。とても面白くて、400ページを超える大作であるにも関わらず、最後までサクサクと読み進めることができた。前作の『変な家』『変な絵』は、読了後にどこか嫌な気持ちが残る作品だったけど、今作は読み終えた後に、これまでとは違う清々しさを感じた。それぞれのキャラクターの未来に、希望を感じられるからかもしれない。
また、今作を通して栗原氏の人間性について深く知ることができたのも良かった。意外にも、感情が豊かで、熱い男だった。事件を通して栗原少年の心が救われたことも、本当に良かった。しかしその一方で、両親が犯罪者となってしまったあかりさんには、これから先もどうか強く生きていってほしい。過酷な境遇に置かれながらも、その先に少しでも穏やかな未来が待っていてほしいと願わずにはいられない。