
イシイルカ
@ishiiruka0421
2026年9月21日

白夜行 (集英社文庫)
東野圭吾
読み終わった
時事ネタ、大事件のニュース、当時の風俗を時折折り込無むことで、章ごとに時代の流れを感じさせる演出はうまいなあ。
当時自分が何処にいて何をしていたのかと重ね合いながら読んでいく。
主人公であるふたりに翻弄されるされているその他登場人物たち、我々読者を、はてこれはどういう企みなのかと常に思わせるのもうまい。
徐々に主人公ふたりに対するそこはかとない恐怖が募っていく。
あれは普通の女狐やない。
読みすすめるうちに、あまりに過酷な二人の生き様に、同情を禁じえない部分は確かにある。
分厚い文庫本で読んだときから十数年経って読み返した今でも、その衝撃とあまりにも秀逸なストーリーテラーとしての作者の凄腕にやはり感服するのみ。
2025/08/28



