読書日和 "海町、古書店ものがたり" 2026年9月21日

読書日和
読書日和
@miou-books
2026年9月21日
海町、古書店ものがたり
会社帰りに本屋さんへ寄り道。表紙が素敵で、思わず購入。本の断面にも猫の姿が描かれていて、めちゃめちゃかわいい。こういうこだわりの装丁に弱い。 家族も友人もおらず、仕事まで失った森川天音は、会ったことのない亡き祖父から尾道の古書店を相続する。海の見える町に移り住んだ天音が、不思議な猫たちや、祖父を知る町の人々と出会っていく物語。 海の見える坂道、展望台から眺める瀬戸内海のきらめき、千光寺、林芙美子の石碑。かつて歩いた尾道の街を思い浮かべながら読んだ。月ごとに章が分かれているので、季節の移り変わりや、その時々の空気まで感じられるような読書だった。 そして、林芙美子の『放浪記』やサマセット・モームなど、以前から読もうと思っていた本の名前が出てきて、 「ああ、そうだったそうだった。これも読もうと思ってたんだ」 と、忘れていた読書予定をいくつも思い出す。笑 尾道の街を思い浮かべながら読んでいたら、久しぶりにまた歩きたくなった。それにしても、読もうと思っていた本をすっかり忘れているのに、小説の中で名前が出てくると「あ、そうだった!」と思い出す。笑本を読んでいるのに、次に読みたい本がどんどん増えていく。困ったものです。
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