
ねこた
@nekotas
2026年9月20日
少年が来る
ハン・ガン,
井手俊作
読み終わった
ハン・ガンの著作の中で、特に「重め」なのを分かっていたために、あえて避けてきてしたけれど、
連休なので、と気合を入れて読んでみた。
…読後、肉が食べられなくなる本は
楠見朋彦「零歳の詩人」以来、久々。
光州事件について、あまり明るくなかったけれど
これが1980年代の話と聞いて、ぞっとするなど。
とはいえ、ノーベル文学賞を獲るに値する、
重厚にもよらず、水が流れるような、
静かで繊細さがあり、かつ感情の機微に触れるような文体は本当に素晴らしかった。
願わくは、この本のモデルになった犠牲者の方の魂が、救われますように。
(と、神を信じていないのに、思う)


