
euy
@euy
2026年9月21日
偶然性・アイロニー・連帯
R.ローティ,
山岡龍一,
齋藤純一
読んでる
第7章 カスビームの床屋
第8章 ヨーロッパ最後の知識人
特定の人びとが特定の他の人びとに対してどのように残酷かを見るのに役立つ(自らがいっそう残酷でなくなるのに手助けとなる)書物として、第7章でナボコフが、第8章でオーウェルが紹介されてる。
ちょうどオーウェルの1984年を読んで予習したので、第8章は楽しく読めた。でもなにが言いたいのかはちょい難しかった。
◯全てはたまたま起こったこと。ヨーロッパが仁愛の感受性や共通の人間性を讃え始める社会になったのも、1984年のオブライエンの寡頭制集団主義も、人間の本性がそうだからそうなったのではなく、どちらも偶然そうなっただけである。
◯オブライエンは、二重思考の発明前の時代に生きていたら、アイロニストだっただろう。ヨーロッパ最後のアイロニストであると考えることもできる。そして、オブライエンがそうなったのは、人間の本性や必然的な真理によってではなく、単なる偶然の事実の積み重ねによってそうなっただけである。
ってことが書かれてたけど。
オブライエンがアイロニストて偶然の産物という解釈って、それこそディストピアすぎる。
アイロニストな人でも、偶然の成り行きで残酷になっちゃうから、みんな気をつけようね!ってこと??
