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@blue_n_yellow
2026年9月22日

桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)
朝井リョウ
読み終わった
先日のTBSラジオ・日曜天国でのあまりに軽快なトークが面白すぎて、今更ながら朝井リョウさんの作品に興味がわき、まずはデビュー作からと思い手に取った。
まあ、よくもこれだけ高校生の『上』『下』を解像度高く文字に記されましたね……朝井さんと同世代なので、2007年ごろの光景が思い出されて苦しくなった。。自分は多分『中』だったかな。
「面白い」というよりは、「こういう時代あったなー」という共感や「アホの高校生ならこんな性格悪くても仕方ないか」という半ばの諦めとともに、数時間で読み進められた。
しかし1点どうしても解せない部分がある。
『かなりの進学校』とのことだけれど、そんな高偏差値の高校に通う人々が、映画部の作品名やサッカーで失敗した人をあそこまで馬鹿にしたり、「なんかきらーい」の一言で友達をハブったりするとは思えない。私は『やや進学校』だったが、まあ性格の悪い人はいたにしても、そのような低レベルな揶揄、仲間はずれは起こっていなかった。
細かな感情描写が素晴らしかっただけに、この違和感が最後まで引っかかり、移入できずに終わってしまった。
(あと、高偏差値と公立高校に通う人は、そんなに簡単に彼氏彼女と男女の関係にならないと思う……けど、これも私が『中』だから知らないだけなのかもしれない。)