
なななな
@buriteri-777
2026年9月22日
言葉を失ったあとで
上間陽子,
信田さよ子
読み終わった
加害と被害、女性の傷つきを聞き取り、支え、研究してきたスペシャリストの対談集。
信田さんも上間さんも、やってきたことやスタイルは違えど、凄みがあってしびれる。
現場をコントロールする、状況を変えるための言葉がけやポジショニング。理論だけではなくて、人との真剣勝負のなかで培った、したたかな知恵。
「自分自身が被害者であることを認めないと加害者になれない」という考えに、いままで私はすごく納得してたけど、「自分のなかの被害を考えさせるタイミングはすごく難しい」「暴力が再発する原因でもある」とあり、
そうなんや……被害と加害って一筋縄でいかんのやな……と思った。
「被害者に共感することが、再犯率を大きく下げるわけではない」「被害者の傷の深さが、加害者のパワーになることも。自分の影響力の強さを実感する」という部分はつらいな。
加害者更生プログラムの話も多くでてきていた。
家庭内の暴力は、ゆるせない、つらい。けれど、よほど注意しないと、閉じられた空間で権力構造ができてしまうことはよくわかる。
私も、子どもに権力を行使している、自分の感情のゴミをぶつけている、自分をケアしてくれることを期待している、場面があったりして、やばいやばい、だめだだめだ、っておもう。
暴力から、権力から、無関係でいることはできないから勉強したい。
