ayacol "あなたが消えた夜に" 2026年9月22日

ayacol
@ayacolour
2026年9月22日
あなたが消えた夜に
“圧倒的に巨大なものからの視線。小さな個である僕が、その圧倒的に巨大なものから見つめられている感覚。で、何だ? それで何だ? 神が人間を、個を見つめている。それはいい。でも、それで何だ? まさか、ただそれだけとでもいうのだろうか?僕の人生は一つの「現象」で、その行為者である僕という「個」を神が見つめている、把握している。でも、それでも、神は僕に何もしない。” 嫌な気持ちになりそうで読み進めるのが怖いのに、「早く終わらせなければ」という気持ちにかられ、泣きながら読み終えた。孤独とは「誰も自分を見ていない」と思うことなのかもしれないな。人間らしい殺人犯が悲しかった。でも読めてよかった。中村文則さんの小説は初めてで、こういうふうに物語を進めていくのかと新鮮だった。絶対に体験することのできない人生を覗くことができる。物語の醍醐味だ…(途中、あーもう二度と読まない!って思ったのをお許しください)(手記部分をすぐ読み返した)
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