目眩 "華胥の幽夢 (かしょのゆめ)..." 2026年9月18日

目眩
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@etemotust
2026年9月18日
華胥の幽夢 (かしょのゆめ) 十二国記 7 (新潮文庫)
十二国記のなかで1番好きかもしれない。もちろんいままでの作品がないとこの作品の良さは成立しないので、単独で語ってもって感じですが。 ・冬栄:決定的な喪失の前のあたたかな時間。無垢でいられた最後の時間。このころから決裂は広がっていても、それでもなお笑顔のすべてが裏切りと欺瞞ではなかったろう、と思ってしまう。肌寒いなかにも春めいた陽射し、ささやかな幸福、もどらないものと思うといっそう切なく美しい。 ・乗月:最も好き。崇敬した人を討つこと、それによって自分を厭わざるを得ないこと。月は、在りし日の太陽の眩しさの胸に留めながら、長い夜を耐え忍ぶ民を照らすのだろう。 ・書簡:ファンサかな?と思える短編にも現実の厳しさを盛り込んでこられるの、流石です笑 ・華胥:責難は成事にあらず。「立派な子です。本当に、なんて立派な」という台詞が胸を打つ。 ・帰山:これはあまりにもボーナストラック。ええ、もちろん好きですとも。
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