
リチ
@richi
2026年9月23日

溺れながら生きる 依存とケアのあいだで
信田さよ子
読み終わった
自己責任というのは、幻想なのではないか、と思った。信田さよ子さんの本は何冊か読んできたが、毎回、惹きつけられるものがある。依存症を個人の問題にとどめず、社会の問題として取り上げていること、そして依存症は病であると断言しているところに、とても納得する。「依存症は近代的自己の限界を示している」とあるのは、本当に説得力がある。自発的に選択して始めたものが、意志に反してやめられなくなる、抜け出せなくなる、という地獄への道を抜け出すには、心の矢印を自分から反転させることから生まれるのではないか、というのもとても興味深い。