

リチ
@richi
- 2026年4月11日
背表紙の学校奈倉有里読み終わった前作の「夕暮れに夜明けの歌を」がとても良かったので、手に取った。ロシアの詩と共に著者の体験が綴られる。市長選を応援したり、ロシアでの生活の話だったりと、著者の体験が多岐に渡り面白い。あとがきで、読書について語りつつ、この連載(群像の連載をまとめた本なので)を書くにあたっての決意を書いているところは、著者の誠実さが滲み出ている。そして、読書体験を的確に表現していると思う。 この本も良かったので、この著書の「文化の脱走兵」も早速入手した。 - 2026年4月9日
カフェーの帰り道嶋津輝読み終わったaudibleにて。少し細切れに聴いてしまった。カフェ西行を中心として、登場人物たちの人生が描かれる。戦前から戦後までの長いスパンで描かれているのだけれど、淡々としていて、とても良かった。大きな悲劇があるわけでもないがしみじみと良かった。 - 2026年3月27日
教養としてのハイブランド フツーの白シャツが10万円もする理由とあるショップのてんちょうブランドとデザイナーを、幅広く紹介してくれる。みんなが知っているラグジュアリーブランドから最近の日本の新しいブランドまで網羅していて、すでに知っている情報も多かったけれど、ラフに楽しめるファッション本だった。 - 2026年3月23日
「手に負えない」を編みなおす友田とん読み終わった最初地下鉄の漏水対策の話ばかりで、この本はどうなっていくのか心配になったが、著者が歩んできた「手に負えない」数々のことを通して、それを都度手当てしながら、尽きない手に負えなさと共に暮らしつつ、その中におかしさみたいなものを見出して、面白がっていけるといいね、という感じに落ち着いてホッとした。幼少期に住んでいたという京都のお家の話はとても興味深かった。 - 2026年3月15日
フロイトの灯西見奈子読み終わったフロイトの理論が後年のアップデート含め明快に整理されていて、読みやすかった。一回読んだだけでは腑に落ちないところもあったので、もう一度読みたい。フロイトの理論について当時から女性精神分析家による批判があったことを知れたのはよかった。男性による男性の理論という印象があったので。精神分析の女性の扱いになんとなく良い印象がない。フロイトの偉業もまた、女性によるケアに支えられていたということも明確に示されていて良かった。 - 2026年3月14日
フロイトの灯西見奈子買った - 2026年3月14日
- 2026年3月13日
プラハの古本屋 (中公文庫)千野栄一気になる - 2026年3月8日
言語化するための小説思考小川哲読み終わった何かとても難しい本なのかな、と思ったが、エキサイティングで面白い一冊だった。これを読むと小説の見方が変わる気がする。小説が会話の劣化版、風景の劣化版になっていないか、というところはとても興味深かった。小説は細部にまで目を配り、気を配り、大変神経を使うものなのだな、と改めて。作家は他者とのコミュニケーションを探りつつける仕事なのだな、と思った。 最後の小説もこの本の総括のような感じでとても面白く読めた。 - 2026年3月4日
- 2026年3月3日
この世にたやすい仕事はない津村記久子気になる - 2026年3月2日
「頭がいい」とは何か勅使川原真衣読み終わった面白くて一気読み。この本は働くすべての人に読んでほしいと思う。「頭がいい」とはどういうことかを丁寧に紐解き、その矛盾や曖昧さを鋭くついてくる。企業が求める頭の良さが、知力、学力、人間性、論理性、協調性、柔軟性、社交性とあらゆる要素が含まれる全人的なものと想定される理不尽さ。もはや幻想になってしまっている現状を示してくれる。そんな神様みたいな企業の求める頭の良さを求めるのをそろそろ辞めて、もっとお互い支え合えるような社会になっていくと良いなと。頭がいいとは、頭が悪いとみなされる人もいるわけで、人を排除していく方向の競争は昨今の少子化の中で良くないのではと。 - 2026年3月1日
暁星湊かなえ読み終わったaudibleにて。結構時間がかかってしまった。宗教2世の話。昨今話題の事件のように暁は文部大臣を殺害し、その後の暁の手記と、星賀の話で前半後半が分かれている。絶望的な生活の中で、暁と星賀が唯一お互いが光となっているのが切ない。思ったよりいやミスではなかった。 - 2026年2月28日
- 2026年2月24日
体の居場所をつくる伊藤亜紗気になる - 2026年2月23日
植物園の歩き方カシワイ,保谷彰彦,保谷明彦気になる - 2026年2月23日
結婚差別の社会学齋藤直子気になる - 2026年2月23日
ふつうの人が小説家として生活していくには津村記久子気になる - 2026年2月23日
優しい地獄イリナ・グリゴレ読み終わった資本主義の中で生きること、女性として生きること、と言った優しい地獄以外にも、社会主義の中で生きた幼少期、自然に囲まれた幸せな時間と、都市の団地で暮らす苦しい時間、チェルノブイリ、そして挟まれる今のほっとした生活。素晴らしいエッセイだった。「みえないもの」もそうだったが、自身のことを書きながらも、観察者としての距離感が絶妙で、安易な共感や同情を寄せ付けない強さ、誠実さが見えた本だった。 - 2026年2月23日
富士日記(上)武田百合子気になる
読み込み中...
