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リチ
リチ
リチ
@richi
  • 2026年10月8日
    主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら
    良い本だったが、読むのがしんどかった。資本主義から透明にされ、搾取される女性や自然、植民地。資本主義が家父長制に加担していること。分かってはいるけるど目を背けて日々やり過ごしている中で、改めて突きつけられた気がした。長年の家事労働をはじめとするケアの無価値化が今の閉塞感の一つの理由でもあるような。 資本主義は周縁部を食い潰していくという映画「急に具合が悪くなる」で語られていたことをまた思い出した。 日本で翻訳されていない本も多かったが、ブックガイドとしても良いと思う。
  • 2026年10月5日
    国際分業と女性: 進行する主婦化
  • 2026年10月4日
    どろろ(1)
    どろろ(1)
    百鬼丸の失われた自分のパーツを取り戻す旅、というのは読んでいてとてもカウンセリング的で、興味深い。圧倒的な強さではあるものの、自分の失われたパーツを取り戻すことがより強くなることなのか?という気にさせられるところもまた然り。
  • 2026年10月4日
    赤と黒(上)
    赤と黒(上)
    野心あふれる青年の話かと思いきや、家庭教師で雇われた先の夫人の手を握るか握らないかで煩悶したりと、よく分からない小物ぶりに困惑したが、神学校に入ってからの出世や立ち振る舞いなどに、ようやく話が進むとおもいきや、また夫人のところに無謀にも会いに行ったりと、ある種の人間らしさが漂う主人公がどうなっていくのか気になってきた。 史上初のサラリーマンを描いた小説とのことで俄然興味が湧いてきた。
  • 2026年10月1日
    社会が壊れるその前に
  • 2026年9月27日
  • 2026年9月24日
    ペネロピアド 女たちのオデュッセイア
    ペネロピアド 女たちのオデュッセイア
  • 2026年9月23日
    溺れながら生きる 依存とケアのあいだで
    自己責任というのは、幻想なのではないか、と思った。信田さよ子さんの本は何冊か読んできたが、毎回、惹きつけられるものがある。依存症を個人の問題にとどめず、社会の問題として取り上げていること、そして依存症は病であると断言しているところに、とても納得する。「依存症は近代的自己の限界を示している」とあるのは、本当に説得力がある。自発的に選択して始めたものが、意志に反してやめられなくなる、抜け出せなくなる、という地獄への道を抜け出すには、心の矢印を自分から反転させることから生まれるのではないか、というのもとても興味深い。
  • 2026年9月20日
    僕には鳥の言葉がわかる
    文句なしに面白い一冊だった。文章にも著者の熱中と興奮が伝わるようで、読み進めていて、同じように興奮したり、喜んだりできた。とても夢があって良い。言語を話すのは人間だけではない、人間だけが特別ではない、ということを発見したのはすごいの一言。それを解き明かすための地道な実験と観察には頭が下がるが、読んでいると、その観察や試行錯誤がとても楽しそう。1エピソードが短くテンポも良いので、この文章の醸し出す楽しさ、熱気につられて一気読みした。最後にQRコードがついていて、実際のシジュウカラの音声が聞けるのも楽しい。
  • 2026年9月16日
    生まれてよかったか? はじめての反出生主義
    今出ている反出生主義の本の中で一番読みやすい一冊だと思う。易しいし、優しい。若い人、子供、学生にも向けた本で、各章の最後に「まとめ」と「考えてみよう」があって、整理しながら読める。理論だけでなく具体的な、今がつらいの逸らし方みたいなものも載っていて、助けになる一冊ではないかと思う。リプロダクティブ・ライツにもしっかり触れられていて、反出生主義を取り巻くものの多くに触れられているのもとても良かった。 「許さなくても、自分の人生を生きることはできる。」「血縁に頼らなくても生きられる社会」など、いわゆる毒親に苦しむ人などにも救いのあるような一冊になっていると思う。 個人的には「始めるに値する人生」と「続けるに値する人生」の区別、というところが印象に残った。
  • 2026年9月13日
    私の孤独な日曜日
    一通り読んでみて、個人的にはなんだみんな孤独じゃないじゃないか、と思った。孤独の捉え方は人それぞれだと思うけれど、「私の孤独な日曜日」は、比較的私の日常に近い気がした。私がイメージする孤独は孤立に近いのかもしれない。 それぞれが色々な事情を抱えつつも、自分を癒すために過ごす日曜について書くというのは面白い。この私の孤独な日曜日ってどんな1日になるのか、思わず書いてみたくなるような一冊だった。
  • 2026年8月25日
    君のクイズ
    audibleにて。クイズは競技としてこんなにも奥深いものなのだな、と知れて面白かった。クイズの問題を作る側、答える側、クイズ番組を演出する側の視点を織り込んで、短いセンテンスで回答を導き出すのはすごいの一言。問題を読む前に、解答ができた理由、というのも、綿密に練られていて、説得力があったと思う。
  • 2026年8月23日
    〈最後のユダヤ人〉
  • 2026年8月23日
    夜・夜明け・昼
    夜・夜明け・昼
  • 2026年8月23日
    アイデンティティ/他者性
  • 2026年8月23日
    無意識の発見 心に挑んだ精神分析の歴史
    とても興味深い一冊。フロイトから、クライン、ビオン、ラカンと丁寧に解説されていて、精神分析の歴史を辿るようで、どのように理論がアップデートされてきたのかがよく分かって面白かった。ラカンの訓練分析に関する捉え方は面白く、ドグマ的にならないように、というのも精神分析にとって必要なことだと感じた。 最後のユング×村上春樹の物語に関する話だけ、ちょっと異質にも感じるが、個性化や円観的プロセス(往きて還りし物語)はとても面白く、また「海辺のカフカ」や、「ねじまき鳥」を読み返したくなった。 最後についている読書案内の本もまた読んでみたい。
  • 2026年8月9日
    尾崎世界観の書かなかったこと日記
    尾崎世界観の書かなかったこと日記
    良かった。職業がミュージシャンであっでも作家であっても、ミスする日や気の乗らない日、お菓子を食べすぎたり、二日酔いだったりと、同じ人間なんだなぁ、としみじみと感じた。ヨシタケシンスケさんの月毎のイラストとコメントもまた秀逸。日記とはいえ全てを書くわけにはいかず、書いたことと書かれなかったことがあるという当たり前のことに気付かされる。尾崎さんはとてもよく鍼に行かれているので、影響されて読んでる時に鍼に行った。鍼は良い。ライブの描写がなんだか切実で、舞台の上ではこんなふうに思いながら演奏をしているのだな、と思うとやっぱりライブに行こうと思ったりする。
  • 2026年8月4日
    ミドル・エイジ・ビギンズ
    興味深い一冊。才能ある人たちでも、自分自身の変化に惑い、ジタバタするのだな、と思うとともに、それをどうやり過ごしてきたかが語られるので、なるほどと思うことも。尾崎世界観の今あるカードで戦っていく、閉店セール、角田光代さんの不安になりすぎてパソコンを習いに行ったエピソードや、源氏物語に打ち込んだ4年間を竜宮城と浦島太郎との表現や、鷲田晴一さんのあみだくじ的に横にずれる、偶然を勘定に入れて生きる、というのが印象的。最後の千正さんは鉄人すぎてあまり印象に残らなかった。 全然ミドルエイジのビギンズではないが、面白く読めた。
  • 2026年7月20日
    本とは何か
    本とは何か
    読書をパフォーマンスとして、物語、人文書、ハウツー本、雑誌、漫画、楽譜&レシピとそれぞれがどののような読書なのかを細かく分析していて、面白かった。それにとどまらず、本をsnsで紹介すること、積読、書店巡りまで広げていて、本の懐の深さをしみじみと感じた。この本にも書かれていたが、電子書籍の分析も読んでみたい。 雑誌の回遊性と時間の共有性、雑誌とは居場所、というのはちょっと目から鱗だった。たまに雑誌を買っても目当ての特集しか読まないことが多いので。もっとちゃんと目を通そうと思った。 漫画は本なのか?というのも興味深かった。本だとは思うのだが、批評のハードルが高いというのは考えたことのない視点だった。 レシピ本は単なる情報ではなく、豊かな可能性としての読書というのも納得。生活のオルタナティブな可能性。
  • 2026年7月19日
    ダンス・ダンス・ダンス(下)
    僕が五反田くんのことを回想するなかのこの文章がとても印象的。 「彼はきっかけを待っていただけなのだ。彼はずっとマセラティを海に放り込むことを考えていたのだ。それが唯一の出口だということが彼にはわかっていたのだ。彼はその出口の扉のノブにずっと手をかけて待っていたのだ」 人が去っていく中で、人と繋がることをなんとか諦めず踊り続ける僕と五反田くんとの対比が良い。
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