和月 "魔女の体力 40歳、女性が体..." 2026年9月23日

和月
和月
@wanotsuki
2026年9月23日
魔女の体力 40歳、女性が体力をつけるべきとき
おすすめで何度かタイトルを聞いていて手に取った。読みやすく、出会えてよかった本! 学生の頃から体育が苦手で、運動も好きではない。特に学校でのマラソン大会は苦痛も苦痛、何故こんな苦しい思いをして走らなければならないのか!と嫌々走っていた記憶しかない。 美容目的で筋トレをしていた時期はあったけど、それも数年経つと三日坊主。今では通勤と仕事で辛うじて歩数を稼ぐ日々。 正直、運動意欲が低体力からトライアスロン選手まで上がるというのは、ちょっと想像の域を超えていた。元々編集者としてバリバリ活躍していた著者だからこそ、胆力が備わっていたのでは?と感じる節もある。 しかし、コツコツと継続することが如何に力を生み出すか、という点においてすごく説得力のある作品だった。 本書で描かれる運動習慣は一貫して「ゆっくり、少しずつ、だけどコツコツと」をモットーにしている。実際私はこの一冊を通して著者の運動遍歴を読んでいるけれど、それは10年以上の時間をかけて著者が積み上げてきた記録である。 ある女性がトライアスロンに何度も出場している、と聞くと縁のないハイスペックな人の話だなと感じるが、グラウンドを1周だけ走り、その感覚を少しずつ身体に慣らしていって運動を始めた、という部分を読むと、私も今日から始められそうな気がしてくる。 この「出来そう」の範囲をミリ単位で徐々に広げていくことが、健康な人生を歩むための第一歩なのかもしれない。 死に打ち勝つことは今の私達には不可能だけれど、死ぬまでの動線を変えることはできる。 今の私が運動大好き人間になれるかどうかはさておき、自分の中の「面倒くさい」を少しだけ手放して、心身共に健やかであるための小さな努力を、今日から進めていきたい。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved