
mira
@sultrynight
2026年9月6日
涙の箱
きむふな,
ハン・ガン
読み終わった
大人のための優しい童話。たくさんの涙を集めてきたはずの人生の合間に読む童話なのに、まだ少ない種類の涙しか持っていなかった子どもの頃に読んだ童話となんら変わりはない。次の結末が気になって、ページをめくる指が自然と動いてしまう。胸がキュッとなるような切なさを孕んだストーリーだった。作家のことばより引用→ ”時おり、予想外の瞬間に、私たちを救うために訪れてくれる涙に感謝する” という一文がとても印象的だった。ハン・ガンさんだ、と思った。
