かのち "「非モテ」からはじめる男性学" 2026年9月23日

かのち
かのち
@SweetPea
2026年9月23日
「非モテ」からはじめる男性学
周縁にいる男性の生きづらさが具体的な語りと共に語られており、彼らが無意識な状態で晒されていた被抑圧性を知ることができた。 「私たち男性には語る経験がないのではなく、それを認識して言語化する言葉がない」ということはどれだけ辛いのだろうと思いを馳せた。傷ついているのにその傷つきに気づけず、自分が「未達」であるということに思い悩む。 その「未達」だと感じさせる男性間のコミュニティ内に本来の原因があるのにも関わらず、未達を脱し、一人前になるために女性の方へ向かう(もちろんそれでは解決せず、余計傷ついたり逆に加害となることもある)ことのキツさ。女性学を学ぶ際には絶対に男性学も両立して学んだほうがよいと再認識した。 またこれって学問の入門書というより当事者の自己分析って感じがするなあと思いながら読み進めていたのだが、それは敢えて意図したことであり、誤解を生まないよう丁寧に丁寧にその意図を説明していたところがよかった。この本はメンズリブを目指す人たちにとってかなり参考になる1冊になるだろうと感じた。
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