120 "変わり者たちの秘密基地 国立..." 2026年9月23日

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2026年9月23日
変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館
読み終えてすぐ、大阪行きの飛行機を予約していた。 万博記念公園の中にある国立民族学博物館、通称「みんぱく」に勤める研究者にスポットライトを当てたルポ。とても読みやすくまとめられている。 みんぱくには、意外と新しいモノも収集・展示されていて、たとえば2014年に収蔵されたという、インドのクリケットチームのユニフォームなんかもある。「どこまでが民族学の範囲なのだろうか?」と不思議に思うこともあったが、本書に書かれている一節が腑に落ちた。曰く、コレクションする際の基準として「モノに情報がついていること」が重視されるとのこと。モノの履歴には物語があって、その物語に価値が生まれる。なぜなら、普通に生きている人のことは、歴史に残りにくいから。 みんぱくに行くと、単純に「世の中にはこんなモノもあるんだ!」という驚きがあったり、多彩なデザインやディテールに感動するが、その裏には誰かがそれを残そうとしたという意思がある。そんな誰かの情熱が垣間見える1冊。
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