ひなたの本好き "幽冥の岸 十二国記" 2026年9月23日

幽冥の岸 十二国記
泰麒関連のシリーズを読んだのがだいぶ前だったので、登場人物や内容を忘れている部分が多く勿体なかった。復習しておけばもっと読んでてテンションが上がってたんだろうな。 泰麒を取り巻くストーリーがこの十二国記という物語の根幹を貫いているが、個人的には戴国以外の国、色んな王たちの世界も覗いてみたいという気持ちもあったり。 でも今回ので一区切りついた感じがあるのでそれはもう叶わないのかな。 それと、前作くらいからずっとうっすら考えているのは、この十二国記の世界はシミュレーションゲームのようなプログラムなのではないかということ。 天があまりにシステマチックすぎるし、十二国記世界での生き物の発生方法は里木に祈るというなんとも無機物的な方法だし。 今作においては、西王母ら女仙たちは扱える権限こそ大きいもののそれを超える力を振るうことはできないことが示された。あくまで役割でしかないのだ。 天とは十二国記世界の運営で、女仙たちは運営側に属するプレイヤーみたいなものではないのだろうか。 そこまで明かされると無粋すぎる気もするから、裏設定程度でこの勘が当たっていると嬉しいなとも思ったり。 また『魔性の子』から読み返してみようかな。
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