
よしかわ
@yoshikawa
2026年9月23日
読み終わった
反出生主義というセンシティブな内容だけど
著者の主張は一貫して「子どもを存在させる行為は、同意なき行為である。それを理解した上で、子どもを作るか否かを考えてましい」だったので、子どもを生むやつは悪だ!という訳ではない。
私自分、私は新しい生命を生みだすという罪や責任を背負う覚悟が無いのて子どもは作らないが、今子どもが欲しいと思っている人々や、既に生まれてきた生命は尊い、と思うという思想の持ち主なのでこの本は読みやすかった。
子どもは産みたくないけど、猫を飼っているのはきっと育てる責任の重さや難易度だけじゃなく「元々存在していた生命」であるというのも大きいやろうなぁ。
また「家族だから大切にしなさい」ってどういうこと?や「ふつう」ってどういうこと?「友達が多い」はいいことなの?みたいな今生きている人たちの悩みに1つのアンサーを出しているので学生や人間関係や社会に疲れている人にも読んでほしいと思った。
後半に「子どもを育てたいならケアを必要とする既に生まれた子を養子にすればいい」VS「自分の遺伝子を受け継いだ子を育てたいと思うのが自然だ」論争がとてもおもしろかった。
ブリーダーやペットショップや保護猫は全部産まれてしまっている命なのに保護猫を飼わないやつは最低だって有名人を叩くクセに人間になると、そもそも存在していない生命とケアを受けるべき子どもを比べて、存在していない生命を育てたいんだー
人間って傲慢だなーおもしろってなった。
各章の最後に章のまとめと自分で考えようのはナーがあるのがいい。
これ読んだ人たちで議論したい。一人一人答えが違うだろうなぁー
他の人たちの感想も気になる良書でした。

