くりーむ "ドン・キホーテ(前篇二)" 2026年9月24日

くりーむ
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@cream
2026年9月24日
ドン・キホーテ(前篇二)
ドン・キホーテ(前篇二)
セルバンテス,
セルバンテス,M.de,
牛島信明
前編の第2巻です。 いろいろ言えることがあるなあとおもいながら読んでいたのですが、最後の 33・34 章に全部持っていかれました。 すごく雑にいうと、ねとらせもの、であり、意味がわからない、やっぱりドン・キホーテって personal interest 博覧会だったんだ、どこのぺくしべですか?という感じになりました。 それにしても、「私が隙を見せたから」言い寄られたのだ(そう思われるかもしれない)、という考え方が基調になっているのがすごいことだなあとおもいます。とうぜん、それは男の選択とその結果を、どうしようもないものとして引き受けさせられる女、という構図にはなっていて、それはとても重要なことですが、一方で、己の理性によってすべてを判断しているわけではない、寧ろ自らは振り回されている、という物語を「「語ること」」も重要であるようにおもえます。なぜ重要におもえるかといえば、ひと(己)を、これこれなる存在であると語るとき、語られる存在は、単に語られるのではなく、変化をかけられるような形で語られるだろうとおもうからです。つまり、一方ではカミーラの自律性(ここでは、他からきちんと区別されているということ)を否定する一方で、ロターリオ自身の統御性も同時に否定されているところがおもしろいです。
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