
ぽんぱらぽ
@ticca_adu
2026年9月22日
罪の声
塩田武士
読み終わった
かつて日本中を震撼させた未解決事件にまつわる男と事件の真相を追う新聞記者
二つの視点から埋もれた罪を掘り起こしていくお話
被害者でありながら、加害者家族
当時まだ子どもだったとして家族の罪をどこまで背負わなければならないのだろう
親族の不始末の責任を負う感覚を私は待ち合わせてないのでやや置いてきぼり
両端から手繰り寄せた糸がぴんと張られる時
問われるのは一個人が社会に対してどのような正義を成し得るのかということ
たとえ冤罪でも
事実無根でも
後から真実が明らかになったとしても
一度刻まれた傷や失われた時間は消えない
それはこの作品の時代だけの話じゃなくて
現代のインターネットユーザーが今いちど立ち止まって考えなきゃいけないんじゃないかな
