
彼らは読みつづけた
@findareading
2026年9月24日

探偵はぼっちじゃない
坪田侑也
読み終わった
電子書籍
*本の中の読書*
《星野と向かい合わせのソファに座り、一番上の一冊をとり、ページを繰る。目の前では、星野がすでに寝転がって文庫本を開いていた。その目が見ているのは本ではないような気がした。もっと遠くの何か、その小説の世界自体を見ているようだった。
もしこの状況を天井から見てみたら、青春映画のワンシーンみたいに見えるだろう。蟬が鳴き、扇風機の無機質な駆動音だけが聞こえる部屋で、同級生が本を読む。ありふれた日常の風景だけど、それはさらなる冒険を予感させる。》
— 坪田侑也著『探偵はぼっちじゃない』(2019年3月Kindle版、KADOKAWA)








