はな "マリはすてきじゃない魔女" 2026年9月24日

はな
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@hana-hitsuji05
2026年9月24日
マリはすてきじゃない魔女
うわわわわ… 「名作なんて、こわくない」の中で滲み出ていた作者のコアがこの本には星屑みたいに散りばめられている。ラメのイメージ。 しかも第2章読んで気付いた、これエトセトラブックスから出版されとる…!!(遅 間違いないやつだった。 「知れば知るほど、いま当たりまえに目にしているものひとつひとつから、それが生まれた意味や物語が、ミルクに落としたバニラのように広がっていくのが、たまらないんだそうです」 わ、わ、か、る…!!!! 本を読めば読むほど世界が拡張していくのを止められなくて、でもこんなに広がってるのにそれはまだ天の川銀河の中の太陽系に過ぎないことを思い知らされている。 「いま、石の花町ではごく当たりまえになっていることはみんな、はるかむかし、当時は「数が少ない」とされてきた人たちがそれぞれ勇気を出して戦って、変えてきた結果なんだそうです。  魔女の権利もまたしかり、とレイは歩きながら、説明してくれました」 今の当たり前が100年前にどれくらい同じように当たり前だったのかを私たちはもっと自覚した方がいいよなと切実に思う。 数年前まで「選挙とか行ったことないです」と言う後輩に苛々していたこともあった。 でもそれは先人の努力で獲得してきた「権利」の尊さを伝えていけなかった社会の責任でもあるのだろうかな。そして自分も次のステップのひとつとして、選挙以外の方法で社会をどう変えていけるのかを考えてる。 「塩の柱はね、裏切りものにだけかけられるこわい魔法なんだって。迷いが見えたら、みんな疑わしいって、あのころは思われていたんだよ」 「わたしはどっちも悪くないような気がするなあ。なんかいやだね。悪いのは、すてきな魔女と、すてきじゃない魔女に勝手にわけた人たちのほうでしょ」 こういう空気感のヤバさをこんな風に子どもも読める形で物語の中に素晴らしくフィットさせていることに感動した。 「マデリンだけは、すてきな魔女になることをこばんだの。それで魔女たちから仲間はずれにされた」 時々ふと思う。 まずみんなが思うような「すてき」でなければ認めてもらえないの? そしてすてきであることを拒んだり選ばなかったら、仲間外れにされるの? じゃあ仲間はずれするってすてきなことか? すてきって、100年経ってもずっと同じすてきのままでいるものなのか? 意見や好みや考え方が違っても、マリと友達の2人みたいにそれぞれお互いのことを「あなたはそれが好きで、そんな感じなんだね。私と違うね。でもいいね」と思いながら一緒に仲良くいられる関係がいいな。 この本、もうかなり好きになってる。 子どもにも、かつて子どもだった人にも読んでもらいたいと思ってしまった。
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