
サヤ
@sayaemon
2026年9月25日
サリンジャー初期短篇全集
J・D・サリンジャー,
柴田元幸
読み終わった
サリンジャーの初期短編集を発表順に並べただけではなく、タイトルも作者の意図通りにあらため、柴田さんの新訳で収めた、正に全集の名に相応しい一冊
サリンジャーの他作品に登場する主人公一家等についてもあとがきで触れているので、作家の人生と作品の変遷、またその後の作品世界の展開についてもじっくりと追うことができた
訳の好みは人によって様々かもしれないけれど(とはいえ個人的には柴田さんの訳はとても好き)、アメリカという国と、そこに暮らす若者達が、どのように戦争というものを見つめ傷ついていったのかが、じわじわと肌に迫ってくる経験は、本書だからこそ味わえたと思う
