1129_ymoi "バラバラな世界で共に生きる" 2026年9月25日

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@1129_ymoi
2026年9月25日
バラバラな世界で共に生きる
とても良かった。 はじめはなんだかなぁ。言ってることはわからなくないけど、本当にそうなのか?と思っていたけど、終盤にかけてそういう建て付けならわかるかも。とどんどん解像度が上がっていった。 その一方で、リベラリズムが目指すべき、残酷さの回避と開かれ、修正可能な会話のあり方みたいなものは、いまの日本の中ではほとんど無力に思える。 政治に関して、少なくともSNSを見る限り、自分の投票行動や"推し活"が、いかにスマートに見えるか、勝ち馬に乗っているか、正しき者に追従しているかを競うゲームの体をなしていて、政治的議論がなされているようには思えない。無秩序な情報の煙幕と乱雑なラベリングによって、左右どういう立場であっても、攻撃の応酬に終始し、開かれた会話は難しくなっている。 投票をはじめとする政治への関与は、多数派であることも少数派であることも関係がないし、唯一の正しい結論という幻想を盲信することでもない。民主主義の本質はプロセスであり、多数決は妥協案の一つでしかない。 私は承服しないが、数字というものにあくまでこだわり続けるのであれば、拮抗した選挙結果は、反対者が最大値になるということでもある。そのことについて深く留意すべきだなと。 結局のところ、本書での残酷さの回避や緩やかな連帯の構想を実践し続けても、相手が「論破した」ように見せることや会話の断絶、そして排除を目的としているのであれば、ただ私たちは殴られ、汚名を着させられ、排除されていくだけではないか?と思ったり。
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