
はな
@hana-hitsuji05
2026年9月25日

マリはすてきじゃない魔女
柚木麻子
まだ読んでる
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第3章 コウモリパフェ
モモおばあさま…ごめん。
第2章で「すてきじゃないって何やねん」とか思ったけど、子どもの頃から周りのために期待に応える生き方がしんどいことは私もみんなも知ってる気持ちだ。
例えどんなにすてきに見えるひとも、誰も見てない場所で泣いたりしてるんだ。
「人間と魔女がいっしょに生きていくためには、人間の目で見たときに「すてきじゃない」とされたものたちは、みんな黒すぐりの森に置いていかれたのです。動物だけじゃなくて魔女も、です」
なんか和平の名の下に、結局弾かれてきた存在があるのよな…。沢山の人間と仲良くしていくために、自分の親友の手を離さなきゃならんかったのって、なんかなんか。
「思い返してみれば、モモおばあさまの人生とは、ずっとがまんの連続だったのです」
褒めるっていうのも、難しいなと思った。
すてきって言われて嬉しくないわけじゃないけど、じゃあすてきじゃない時は何て言われるの?どんな状態になっても心の真ん中にいる自分は自分な気がするんだけど。
「魔女の世界だって古い価値観をすてねばならないことも、モモおばあさまがいちばんよくわかっています」
「せまく、おきてを大事にする魔女の世界であたらしいことをはじめるのには、人間の世界でそれをするよりもなん倍もじかんがかかります」
この描写で、どれほど難しい時間の中にモモおばあさまが生きてきたのかがわかった。



