
oto
@sakana__books
2025年4月7日

カフネ
阿部暁子
読み終わった
たくさんの人におすすめしてもらった『カフネ』。
あったかくて優しくて、まさに心の栄養でした。
人は誰しも見えない痛みや苦しみを抱えていて、それをうまく飼い慣らして生きていていかねばならないけれど、それって簡単なことではない。でも、一緒に生きてくれる人と美味しいご飯があったら、生きる力が湧いてくるんだな…と。
優しさって時にはナイフになってしまうから難しい。
途中からせつなも春彦も抱きしめたくてしょうがなかった。せつなには突っぱねられそうだけど…
出てから料理一つひとつが美味しそうで、すごく料理欲が刺激された。
読み終わる直前に思わず卵味噌のおにぎりを作ってしまった。他のものも再現してみたい!










