
きなこ
@kinaco_mochi2
2025年1月9日
台湾漫遊鉄道のふたり
三浦裕子,
楊双子
読み終わった
美食×鉄道旅×百合←公式 四季や生活を感じるのが旅である
歴史小説でもありライトな百合でもあり、何重にもなったメタフィクションでもある
特に終盤の一連の「あとがき」には実在してそうなリアリティがあった。現地でのプロモーションでも作者は「本来あった小説を再編集した」立場のように説明されていたらしく、炎上するのも分かるけど創作としての味わい深さも増したと思う まあ日本語訳のタイトルからはそんな印象は読み取れないが
レズビアン小説ではなく百合小説を書く、その理由がはっきりしてるのが印象良い
台湾の食べ物、全然知らんのでせめて写真だけでも見たくなった どれも美味しいんだろうなあ
日本の植民地時代の台湾が舞台。日本から来た人と、元々現地にいた人のどうしても相容れない部分 無意識の差別によって溝が深まる2人が印象的 お互いに人間として友情やそれ以上の感情を持っていても、当時の社会構造に染まりきった2人は道を別つしかない メタフィクションな本文の構成だけじゃなく、当時の台湾の風景や人間を描いてる部分でも評価されてるんだと思う 作者自身が百合のつもりで書いていたとしても でも、最後に著作によって再び繋がれたのがもう答えなんだよな