
ちょび
@greenapple4
2026年9月25日

生命式 (河出文庫)
村田沙耶香
読み終わった
@ 自宅
私にとっては『コンビニ人間』以来の村田ワールドでした。
12の短編からなる登場人物たちは何か「社会のコード」「常識」に違和感を持ちつつちょっとしたきっかけが引き金となり、いとも容易くブレイク・スルー(つまり逸脱)していく。
自分も、社会的に「良い」とされるコードに手が届かないことが幾つかある。
それらをコンプレックスに感じたり、何となく嘘で胡麻化したり。
この本は「もっと自由になれよ!本当の自分のままで!」と言ってくれているようだ。
この中では『素晴らしい食卓』という短編が一番好きでした。元来違う人間がお互いを認めるとは「違い」を許容し、安易に価値観を共有(強要)しないこと、認め合う上で何も共有する必要などないのだ、と読みました。
そして妹のキャラが可愛いんだ、これが。






