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ちょび
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@greenapple4
私の読書遍歴 小学生時代 江戸川乱歩 大学生時代 村上春樹 片岡義男 社会人時代 宮部みゆき
  • 2026年10月8日
    読書会という幸福
     お気に入りの小説、映画、音楽について話すのが大好きだが、同時にもどかしくも感じる。そのエモーションについて百万語費やしても相手に100%は伝えられないから。  蘊蓄やら背景についてこれみよがしに語られても感心はするものの作品を共有したことになるものだろうか?  しかしこの本で感じたことは多人数で1つの作品を語る効用は確かにあり、異なる視点による気付き、だと思った。100人いれば100通りの見方があるから。
  • 2026年9月29日
    ランチ酒
    ランチ酒
     "孤独のグルメ”酒あり女バーションですが、題名と裏腹に意外と重い内容でした。ほのぼの人情話ではありません。  でも登場する酒と飯が、語られるエピソードとうまくマリアージュされ更なる食欲をそそる仕掛けにもなっています。  一遍の短さといい、通勤電車での読みものに最適です。
  • 2026年9月27日
    私たちはたしかに光ってたんだ
    「チャットモンチー」を知ったのは、2018年のトリビュートアルバムで「きのこ帝国(ずっとファンだった。)」がカバーした”染まるよ”からだから、後追いで知っていった感じ。良いバンドでした。この本では”シャングリラ”が重要な場面で登場する。ちなみに左記のトリビュートでは「ねごと(美しいガールズバンド)」が同曲をカバーしている。  この本、読み終わった後ずっと色々思い出して、なんか懐かしさを感じる表紙、背表紙をずっと見ていた。泣けてくる。  読んだ人それぞれの青春と、夢が叶えられようが叶えられまいが今を生きる人に優しく寄り添い肯定してくれる。  おまけのスピンオフも良い。
  • 2026年9月25日
    生命式 (河出文庫)
    私にとっては『コンビニ人間』以来の村田ワールドでした。 12の短編からなる登場人物たちは何か「社会のコード」「常識」に違和感を持ちつつちょっとしたきっかけが引き金となり、いとも容易くブレイク・スルー(つまり逸脱)していく。    自分も、社会的に「良い」とされるコードに手が届かないことが幾つかある。  それらをコンプレックスに感じたり、何となく嘘で胡麻化したり。  この本は「もっと自由になれよ!本当の自分のままで!」と言ってくれているようだ。  この中では『素晴らしい食卓』という短編が一番好きでした。元来違う人間がお互いを認めるとは「違い」を許容し、安易に価値観を共有(強要)しないこと、認め合う上で何も共有する必要などないのだ、と読みました。 そして妹のキャラが可愛いんだ、これが。
  • 2026年9月22日
    ヤクザときどきピアノ 増補版
     積読チャンネルで紹介され、以前から買いたかったこの本が、何故か今、私の書棚から出てきた⁉(ちなみに逆にあるはずの本がない事はよくある、、)それで早速読んでみた。  表紙のイメージでてっきりピアノに憧れるヤクザの話かと思っていたが、そうではなくライターの方本人の体験談だったサプライズ(積読チャンネルの内容はすっかり忘れていた!!)  私も小学生時代ピアノを習っていたが、楽器屋などてふと触ってみたくなる時がある。  今はアコギを自己流で、、この本は練習のモチベになったよ。
  • 2026年9月22日
    名探偵じゃなくても
    名探偵じゃなくても
    DLB症候群の症状が現れる碑文谷さん、それをみて孫娘(ヒロイン)の楓が立ちすくむという画をサスペンス仕立てで楽しめる本作。  高齢化社会で多くの人が向き合わなければならない介護問題、本人や家族の考えなければならない重ーい、重い問題を、エンタメとして昇華させることは現代人にとって必要なことであり、重要。  最終巻も読もう。
  • 2026年9月15日
    急に具合が悪くなる
    急に具合が悪くなる
     年齢を重ねるとともに毎年の検診ではなにがしか引っかかるようになった昨今 ”病気に罹る”ということについてちゃんと前向きに向き合いたく手に取った一冊 正直、この本のコアの部分である哲学については難解すぎてほとんど理解できなかったように思う。でも死という忌避しがちな問題にこれほどド直球で向き合った2人の姿勢に感動した。(この本は死の最前線にいる著者のことををエースと言っている。)  完全に病気の人や100%健康な人など存在しなく、だれもがそのあわいで生きてるんだなと思った。そして必ず誰にも死は訪れる。  個人的にこのような読後感は初めて。 この題名やカバーデザインも特殊な感じをあえて避け、日常あるあるみたいになっている。  映画も見たいががまだどこかでやっているのだろうか
  • 2026年9月13日
    中日ドラゴンズが優勝できなくても愛される理由
     今年のペナントレースも大詰めを迎え我が中日ドラゴンズのBクラスもほぼ確定したところ。読了後も「中日ドラゴンズが優勝出来なくても愛される理由」は謎のまま。  なぜこれ程勝てないのか、という疑問と併せて深まる謎である。  もしや、優勝出来なくても愛されるのが解ってるから、選手たちはチームかずっと弱小なままでいい、と思ってしまう甘え、ということなのか…👎😳
  • 2026年9月10日
    母という呪縛 娘という牢獄
    母と娘の負の連鎖が次第にエスカレートしていき、もはや当事者ではコントロール不能となっていく緊張感がノンフィクションだけにリアリティもハンパなく、次第につらくなってきて、息苦しくなってくる読書体験  響きポイントはお父さんが娘を見捨てず、その理由が「家族だから...」という言葉。事が起こる前に何とか助けられたら、と悔やまれる。  親子の関係は毒にも薬にもなる。大切なのはその距離の取り方。  あかりは毒親の呪縛から解放された。何とか自分の人生を探し出してほしい。
  • 2026年9月5日
    夏物語
    夏物語
     今年の夏も暑かった。こんだけ焼けるような汗だくの猛暑、そしてその状態から急激に体を冷やすクーラーの冷たさも的確に表現している作品。この本の作者 川上さんは8月生まれで、誕生月ってその季節の表現に鋭敏な感性が働いたりするのだろうか?  あと話のテーマが、生命に関する倫理の問題という、超重いものだが大阪弁が醸す独特のユーモア感が、センシティブさを稀釈させており、切なく美しかった。
  • 2026年8月26日
    宿命
    宿命
    途中引っかかる部分もあった(主人公の刑事が公私混同してるとか、おかげで元恋人が危険にさらされるとか)が、最終の幕引きの謎解き後は全て許容できた。  これは世評に違わず初期の名作でした。  ラスト一行の衝撃度代表は綾辻行人”十角館の殺人”だが、この作品もなかなかだと思う。
  • 2026年8月23日
    コズミック・ガール 宙わたる教室
    暑い夏、久しぶりに東新宿高校定時制の世界観に帰って来た感じ。  藤竹先生はその場にいなくても、科学部のDNAはちゃんと引き継がれていた。  学べる、ということは当たり前の事じゃない、と考えさせられた。  なぜか私は”宙わたる教室ワールド'で涙腺が簡単に崩壊してしまう。(歳のせいか!?) 第四章 ギーク・チャイニーズの「ペイル・ブルー・ドット」の記述・画像が最も印象に残りました。※写真がネットで見れます。  ジャミロクワイを久々に聴きました。(いい曲や~)
  • 2026年8月16日
    プレゼント
    プレゼント
    夏がテーマの短編小説アンソロジーということで、ホラーあり、ファンタジーあり、事件あり、出会い、思い出ありと、バリエーション豊かだ。しかも誰でも知ってるメジャーな作家さんばかり。  間違いないんです。盆と正月か一緒にきた感じですが、メジャーな作家ばかりなだけにいささか新鮮味に欠けた。  個人的には梨木香歩さんの”見越しのマツ”が爽やかなファンタジーでいちばんえがった。  宮部みゆきさんの短編は久々に読んだ。
  • 2026年8月11日
    此の世の果ての殺人
    シュールな設定も良いし、展開も飽きさせない。ラストは手に汗握る熱さ。王道のサスペンスミステリや!  初めて読む作家さんだけとエンタメとしての老練度が高い(何とまだ20代とは!?)    これから追っかけていきたい。
  • 2026年8月9日
    春にして君を離れ
    春にして君を離れ
    良き母、良き妻、素晴らしい人生、成功者という蜃気楼  日光の降りそそぐ砂漠、静寂の世界  そんな場所で自分自身に会い、自分の真の姿を知る 1944年作。メアリ・ウェストマコット名義。著者は自身の結婚生活の失敗から衝動に駆られ、寝食も忘れて本業の病院も休み僅か3日でこの長編を書き上げたという。
  • 2026年8月1日
    希望の糸
    希望の糸
    合掌。 ずっと第一線で活躍されてきた。 未読の作品を幾つか読もうと思います。 68歳。まだまだ現役世代 david bowie 69歳 尊敬するアーティスト達  トルストイの一句、  幸せな家庭はどれもみな似ているが、不幸な家庭にはそれぞれの不幸な形がある。--アンナ・カレーニナ  この人達は…不幸が続き過ぎてだんだんおもろくなってきた。  加賀恭一郎が良い塩梅で登場。
  • 2026年7月25日
    ユダヤ人の歴史
    塩野七海氏のローマ人の物語ではハドリアヌス帝のディアスポラでユダヤ問題について語り終わっている。(対処すべき相手がユダヤ教信者からキリスト教に切り替わった感じ)  その後も一度も覇権を握る事なく、大国に上手く浸透し政界の動向を伺い、キリスト教とイスラーム世界に、アメリカにもロシアにもフェードインするコミュニティとは果たして....ホロコーストの成り立ちの解像度が上がりました。そしてイスラエル問題と地続きであることも。  優秀な民族だけどしっかりこじらせている。国際社会はやはりこじらせた人達を生んではいけない。きっと数十年後か百年後には負債として返ってくる。
  • 2026年7月20日
    ハサミ男
    ハサミ男
    終盤の怒涛の展開で最後まで一気読みし、そんな馬鹿な、ということで、も一度最初から読み直してみて、全く齟齬がない!ヤラレタ‼ということでこの叙述トリックを堪能することができました。  貫井徳郎の「慟哭」と構成・展開は似ていますが、最後の落としどころはだいぶ違っていて「ハサミ男」は随分ポップな印象を受けます。  衝撃度でいえば「慟哭」に軍配が上がるかな...?  度々出てくるマスコミ、メディア関連の記述。20年前snsは無く、でも媒体は違えど現在と同じ問題、大衆のコワさが語られている。
  • 2026年7月12日
    地雷グリコ
    地雷グリコ
    5編の中・短編より成るが展開は全て決まっているので、良い意味で安心して読める。 名探偵コナンとか、金田一少年事件簿とかの必殺パターンというやつだ。 シリーズ化してくれれば楽しいが、こんな新ゲームのアイディアそんなないよな....
  • 2026年7月4日
    ゴリラ裁判の日 (講談社文庫)
    平成の世を一時騒がせた東山動物園のイケメンゴリラ シャバーニを思い出しました。  ローランドゴリラが主人公の異色のリーガル小説となっており、途中意外な転職で脱線したりしますが、公民権運動の演説など引用したりして人権問題などを主題としています。  政治色もあり舞台がアメリカ オハイオ州なのが何気にこの本のテーマには絶妙にマッチしていました。  これら全てひっくるめエンタメとして出色です。
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