
もぐもぐ羊
@sleep_sheep
2026年9月25日
とにかく、デモ!
チョン・ボラ,
吉良佳奈江
読み終わった
後半は労働問題へのデモが多かったが、不当に解雇された人たちがそれを不服として行ったストライキに対して会社や警察が鎮圧のために行った〈暴力〉にかかった費用をストライキの当事者に請求するという(ものすごい高額)のが可能なことに驚いた。
雙龍自動車については『椅子取りゲーム』(孔枝泳)で読んだが、ヘリで放水したり鉄球をぶつける重機(本来のら解体などに用いられる)を投入していて、そんなので攻撃するなんて私の知ってる中ではあさま山荘事件くらいしか知らない。
あさま山荘事件は人質をとっての立てこもりだったが、雙龍自動車のストライキは解雇された労働者の立てこもりであり、暴力でなく対話で解決すべきことだったのに(あさま山荘事件も対話で解決できたらよかったけど)
また対空籠城という煙突やビルの電光掲示板の上を占拠するタイプのストライキは本人の安全が確保されてない命懸けの行動だ。
これについては『対空女ー屋根の上のモダンガール』(パク・ソリョン…未読)のように1931年に実際に行われたスタイルだったりする。
高いところに籠城するスタイルは韓国ドラマで何度か見たことがある。
デモ行進で五体投地をすることがあるようで、表紙の猫ちゃんは五体投地をしているのかな?と思った。
この本を読むまではデモに駆けつける姿かと思っていたけど、読み終えた後は五体投地にしか見えない。
著者も五体投地を何度か経験しているが、車に轢かれそうになったり、冬の寒さに凍えたり夏の暑さに干上がりそうになっても地面にはいつくばって目的地まで五体投地をしていた。
すごい信念の人だった。








