ぼぺにゃん "嵐が丘" 2026年9月25日

嵐が丘
嵐が丘
エミリー・ブロンテ
ボリューム満点でお腹いっぱいになれた。19世紀初頭の英国の田園世界にどっぷり浸れて、自然風景(現地に行きたくなる!)や家屋などの描写も楽しめる。 裏表紙に「恋愛小説」とあるけれど、あまりそうは読めなかった。とても閉じた世界で(2つの屋敷の住人数人しかほとんど登場しない)逃れられない結びつきを運命付けられた人たちの年代記、という感じかなあ。 感情爆発娘、暴力男、自己憐憫少年など共感できない登場人物ばかり。彼らの行動にイライラしつつドラマチックな展開に引っ張られて読み進む。でも物語の時間がどんどん過ぎていき、彼らが次々と若いうちに死んで結末まで来ると、なぜかみんな懐かしいように思えてまた読み返したくなる。 何度読んでも楽しめる小説だと思う
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