
碧の書架
@Vimy
2026年9月26日
ジャガー・ワールド
恒川光太郎
読み終わった
歴史フィクション@碧の書架
面白かった。情緒を煽るわけでも不必要に残酷でもなく淡々と話が進行していく。それでこんなに面白いって、魔法か何か?w面白さには余計な装飾は要らないんだなぁとしみじみ。
参考文献はマヤとアステカ関連で、メソアメリカに存在したかもしれない架空の国の話だと私は思った。読み終わってから帯に「マヤ文明」って書かれてることに気付いた。アステカだと神の使いが海から来る時代に近過ぎるから?主人公はいるけれど、群像劇のようでもある。それぞれの感情や設定が詳細に書かれている訳ではないのに、キャラ立ちしている。
ジャンルは架空歴史ファンタジー…だろうか、ホラーやオカルトの要素はないと思う。ミステリー要素が少々ある。おまけの楽しみ、のようで楽しかったw生贄の要不要についての議論は哲学っぽさもある。会話文は実に現代的でフレンドリーな感じ。改行も多く、ページ数の割に読みやすい。
私は残酷には感じなかったけど、生贄や人肉食や殺戮は出て来るので、そもそもそれが苦手な人には向かないかもしれない。
所で登場人物の1人の名前がショウ・ザマといって、聖戦士じゃないか!とダンバインを想起した。たぶん一致は偶然だと思うwある意味で重要ではあったけど特に何も成さずにふわーっと通り過ぎていくキャラで、名前のイメージとのギャップがまた私的には面白かった。
