
てるふぉん
@ANKAKEYAKISOBA
2026年9月25日
死んだら永遠に休めます
遠坂八重
読み終わった
感想
パワハラ上司に詰められながら毎日深夜まで残業を行う主人公の、毎日の仕事連絡に追われる様子、どんどん自分の心身が削られていく様子がリンクしたように感じられる追い込まれている心理描写に影響を受けてしまう。
私も読んでいる間は目の前の仕事を億劫に感じてしまうほどでした。(おそらくシルバーウイークの影響)
原因となるパワハラ上司の失踪から会社と業務が落ち着くのかと思いきや、周りからの目線や対応に別の意味でより心身を疲労させていく主人公がさらに追い込まれていく様子が仕事だけではなく住居にも影響していくのが苦しい。
ミステリのため謎がどうなるのか登場人物の誰がなのか、と勘繰りながら読んではいたけれど、最終ではそうだったのかよーってちょっとくらった部分はありました。
人はやっぱり置かれる環境で順応していくわけだから、合わない・違うと思ったのなら速やかに環境を変える方が自分のためになるよね、と改めて感じました。
今少し仕事について後ろ向きな気持ちで読んでしまっていたゆえに、周りから見た主人公の評価がまるで自分のことのように感じてしまったけれど、おそらく適材適所のため、場所も変われば評価も変わるだろう…と前向きなメッセージにも感じる。
その為最後、主人公が行った行動には十分な休息も含めて思考が正常に戻ったからこそ、前いた環境の違和感から逃げる選択が取れるようになってたのが成長を感じた。






