ほっこりver2 "ゴリラ裁判の日" 2026年9月26日

ゴリラ裁判の日
ゴリラ裁判の日
須藤古都離
第64回メフィスト賞 〈あらすじ〉 手話を理解し人間と会話ができるメスのゴリラ・ローズが、夫を射殺した人間社会に対して裁判を起こす物語 〈感想〉 そもそも…ゴリラが主人公!とは思ってなかった。あとから調べたけど、絶滅危惧種であり、かつ、平和主義者のゴリラだからこその投げかけ ◯本書を通じて以下を知った。 (本を読んだ後に調べたことも含む) ・世界中で激しい論争を巻き起こした、2016年にアメリカで実在するハランベ事件がモチーフ ・ゴリラは2種4亜種に分類されるが、すべてのゴリラは絶滅のおそれがあり、保全活動がおこなわれている ・ゴリラの基本的な生態はほぼ解明されている 基本的におとなしく、「シャイで優しく、争いを徹底的に避ける平和主義者」 おまけ ・ゴリラのDNAの95%〜99%が人間と共通しており、現存する生物の中ではチンパンジー、ボノボに次いで人間に近い存在 ・チンパンジー、ボノボ、ゴリラの3種の生態の違い。チンパンジーは男社会「政治と力」、ボノボは女社会「愛と平和」、ゴリラは一夫多妻「家族と思いやリ」の社会 ・一方で、オランウータンは「2000年代以降になってようやく基本生態の謎が解き明かされ始めた」という段階 「高所に単独で隠れ住み、成長や繁殖のサイクルが長すぎる」という特性があるため今なお多くの謎に包まれている。
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