
白玉庵
@shfttg
2026年9月26日

アルタイの片隅で
李娟,
河崎みゆき
読み始めた
がまんできずに読み始めてしまった。そして大変に素晴らしい、好みだ。
カザフ族の土地で裁縫屋を始めた漢族の母娘。外の人の目線で、平易なことばで、まだ改革解放の波が届いていない当地の暮らしを記録している。
この辺りの人たちは礼儀に厚く、互いの普段の行き来にしても、手ぶらで訪問することは殆どなかった。正式な訪問や何かの宴会ならもっと心を込めたプレゼントを用意しなくてはならない。普通は布を送り※、その中にちょっとした食品が包んであったりした。だから家々の大トランクの中にはつねに数十枚の一メートル位だの、二メートル五十センチ位だの、布がぎゅうぎゅうに詰められていた。 p34
※ママ
この風呂敷大の布が小さな町の中をぐるぐるまわり、ある日スカートやベストに仕立てあげられるのだ。うっとりしちゃうな…遊牧民と農民では袖や裾の長さを変えるとか、既製品におさまらない体の人に仕立てても仕立て代がなかなか工面できなくてその服を取りにこられないとか。
シンプルな文章だから、原文でも結構読めるかもしれない。









