うゆ "マクベス" 2026年9月26日

うゆ
うゆ
@otameshi_830
2026年9月26日
マクベス
マクベス
ウィリアム・シェイクスピア,
小田島雄志
『マクベス』の魔女のひとりを主人公にした『三番目の魔女』を読書中なのですが、結構台詞がそのまま出てくるので併せて再読してみました。今回は小田島雄志訳で。 どうしてマクベスはこんなふうになってしまったのかなあ。心に秘めた野心と欲望に火をつけられてその炎に自ら焼かれてしまった。 言葉は全身をめぐる毒。人を滅ぼすのに武器は必要ないらしい。 松岡和子さんの本で読んだからか、だいすきな場面である夫人の死を知らされたマクベスの独白は(観たこともない)舞台を思い浮かべてしまった。背後からの光に長い影が伸びるマクベス。夫人の死とともに灯りが消え等身大の男が独り取り残される。 あらすじにしたらなんということもない物語になってしまうが、人の脆さが闇く熱く爆ぜてブラックホールのように読者(観客)を呑み込んでゆく。改めて凄い劇だな…
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