
はな
@hana-hitsuji05
2026年9月26日

マリはすてきじゃない魔女
柚木麻子
まだ読んでる
Kindle Unlimited
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第5章 グウェンダリンの秘密
すごい…!すごいよ柚木麻子!!
(興奮したら作家のこと呼び捨てにします
こんな可愛いイラストの表紙に魔女で、ここまでのメッセージ性入れ込めるものなの??
これまでの児童文学とか魔女モチーフの話で私がそこまで読み取れてなかっただけ??
最後まで一気読みしたい気持ちと、読み終わりたくない気持ちがビックリするほどせめぎ合い過ぎ。
これもう絶対サンタブックにする!!!
「小さなころから、みんなはグウェンダリンを優秀だ、かしこいとほめそやします。でも、それはみんなのなん十倍もがんばって、ようやく目立つ程度」
「そもそも、うらないが自分にむいているとか楽しいと思ったことは、いちどもありません。うらないはグウェンダリンがつかえる魔法の中でもっともよろこばれるものでした」
「でも、本当に役に立っているといえるのでしょうか」
グウェンダリンはパーフェクトな天才型の魔女なんだとばかり思ってた。冷静沈着で完全無欠。クールな優等生。
でもフタをあけたら家族のために、自分が好きなことじゃなくて、相手に喜ばれることを頑張りながら、苦しみや悩みを秘めて働いていたのか…!
優しいことは弱いことじゃないはずなんだけど、心が揺れ動いてしまうことがなぜ弱さに見えてしまうんだろう。
「そのむかし、魔女はぜったいにお金をうけとってはいけないというルールがありました」
「そんなことよりも、人間がしあわせになれるように、自分はそっちのけにして、がんばるのがよしとされていたし、いまだってあまり変わらない気がします」
ここ読んですぐに専業主婦が思い浮かんだの私だけ?
どんなに周囲のケアをしてもそこにお金が発生するのは無粋みたいな扱い。
お金や仕事ぶりに対する評価をちょっとでも求める素振りは「すてきじゃない」枠に押しやられるの、でもなんか!利用されてるみたいだ。
「あなた、魔法つかえないじゃない。魔法つかえない相手に助けてもらうなんて、なんかはずかしい……」
さっきはグウェンダリンを専業主婦みたいに感じていたのに、この台詞で一転して昔の父親みたいな立ち位置。いつのまにか自分の方が持っている能力1つで家族を支えてるって思うのかな。
本当は「はずかしい」じゃなくて他の言葉だったんじゃないかな、グウェンダリン。
助けてっていうのが恥ずかしいのは自分の方なのに、相手が傷ついてしまった。
弱音を吐けないしんどさが彼女の秘密か。







