
鈍獣
@whale_in_da_room
2026年9月26日
百年の孤独
ガブリエル・ガルシア=マルケス,
鼓直
読み終わった
物語の“原液”を咽喉に流し込まれているような読書だった
“「かわいそうな、おばあちゃん!」とアマランタ・ウルスラが言った。「年を取りすぎて死んだのね」
ウルスラはびっくりして叫んだ。
「生きてるよ!」
「ほらね」と、笑いを嚙み殺しながらアマランタ・ウルスラが言った。「息もしてないわ」
「このとおり、口をきいてるよ!」と、ウルスラは叫んだ。
「話もしないや」と、アウレリャノが言った。「虫みたいに死んじゃったね」
こうなってはウルスラも悟らざるをえなかった。「おやおや」と小声でつぶやいた。「これが死というものかね」。”

