百年の孤独

286件の記録
- 菜穂@mblaq_08252025年7月6日読んでる本のある暮らし積読家輪読会にて 第5回はP243〜P296を読了。 序盤はアウレリャノ・ホセの悲劇や、アマランタの心の閉ざし方が印象的でした。 「自分は幸せになってはいけない」とでも言うような彼女の姿に、もどかしさが募ります。 アウレリャノ大佐は戦争の果てにかつての優しさを失い、ついに自ら命を絶とうとしますが……この人、本当に悪運が強い。まだ生きてる。 気づけば数十年が過ぎ、彼は少なくとも70歳近く、ウルスラ母さんは90歳以上? それでも彼女は変わらず逞しく、 「まあ見ておいで。よそでは見られないくらい、この変人ぞろいの屋敷を、立派な、誰でも気楽に訪ねてこれる家にしてみせるから」と宣言。 なんと頼もしい。ウルスラ母さん、やっぱり推せる。 P285〜P296(ここからは一人読み) 後半は、双子(アウレリャノ・セグンド&ホセ・アルカディオ・セグンド)の成長譚へ。 名前の混乱にようやく気づくウルスラ母さんに「遅いよー!」とツッコミたくなりました。 物語はちょうど折り返し地点。これからの展開がますます楽しみです。
- Kawauso@Otter2025年6月27日買った読み始めた一家のお父さんが、そんなもん買ってどうすんの?みたいなものをジプシーから買っちゃってるところから始まった そこにお金使う?!みたいなことがとにかく多過ぎる人らしい
- No.310@__310__2025年6月22日読み終わった知らん街の酒場で居合わせた人の家族の話をいや誰が誰だよと思いながらフンフンと聞いていたらいつの間にか奇天烈な旅路に巻き込まれていた、みたいな感覚で面白かった 序盤は「これ面白いけど読みきれるのか…?」と不安になっていたが、死に様選手権の様相を呈してきたあたりから猛烈に面白くなってきて一気に駆け抜けてしまった 「早くも十七歳のころにのような物語を書くことを思いついたガルシア=マルケスだが、」 ↑解説にこんな一文が載っていてひっくり返った、バケモンすぎます
- デルタアクセル@qwertsk2025年6月16日読み終わったある村の族長から綿々と続く百年の子孫達の話。一族に起こることを順を追って読んでいくと自分もマコンドに住んでいるように、ともすればあの家に住んでいる幽霊の一人のように錯覚する。マジック・レアリズムという技法に初めて触れまた一つ賢くなってしまったな、ガルシア=マルケス、これを構想していたのが17歳と書いてあってひっくり返るわ
- 菜穂@mblaq_08252025年6月15日読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて P191~P214 戦闘は終わったが、敵の手に落ちてしまったブエンディア家の次男アウレリャノ・ブエンディア大佐。どうなることかとハラハラしましたが、間一髪のところで長男ホセ・アルカディオが登場し、渋々銃殺隊となっていた大尉たちと逃亡成功。 そして数々の試練を乗越えて再びマコンドへ戻ってきたアウレリャノ・ブエンディア大佐。 ブエンディア家は故人三代目アルカディオとサンタ・ソフィア・デ・ラ・ピエダとの間に生まれた3人の子供たちも増え大賑わいです。 次男アウレリャノも戻ってきて少しは平穏になるかと思ったところで事件です。 二代目である長男アルカディオが謎の死。その後妻のレベーカは家に閉じこもってしまい町の人々からはそのうち忘れ去られてしまいます。 ウルスラ母さんは相変わらず凄くて、うっかり毒を飲んでしまった次男アウレリャノ大佐を救いました。それにしてもアウレリャノ大佐はうっかりすぎ。 この辺から1人読み。P214~P242 復活したアウレリャノ大佐は、信頼のおけるヘルリネド・マルケス大佐にマコンドを任せ、再び町を去りました。 そんなマルケス大佐がアマランタへ想いを寄せており良い仲になったところで求婚するのですが、やっぱり断るんですよ。 アマランタの気持ちがさっぱり分かりません私。 そんな折、アウレリャノ大佐からの手紙に父の死を予告するようなことが書かれていました。 ずっと木に繋がれていた父はいつの間にか巨体になっており、慌てて寝室に移動させるも遂に亡くなってしまいます。 ブエンディア家の家長でもあり、マコンドという町を築いた男が……。一体どのくらいの期間木に繋がれていたのか。その間に自分が殺したアギラルの霊と話し合いながら。 更に一人前の男に育った三代目アウレリャノ・ホセは育ててくれた叔母アマランタと怪しい関係となっていくのですが、正気を取り戻したアマランタにキッパリ拒まれ、父アウレリャノ大佐と、マルケス大佐と共に町を去るのでした。 結局戦闘はなかなか終わりません。 ブエンディア家のゴタゴタもなかなかおさまりません。 アウレリャノ大佐の子供と名乗るもの達もたくさん現れます。どれも本当の子供たち。カオスです。 そんな中ウルスラ母さんはやっぱり逞しい。 ”年を取り、喪がつづき、心配ごとが重なっているにもかかわらず、少しも老いぼれなかった”(本文より) ”「わたしがいきてるうちは」「この変人ぞろいの屋敷にもお金だけは不足しないよ」”(本文より) さすがウルスラ母さん。 色んなことが起こりすぎて読んでる私は混乱するばかりですが、ウルスラ母さんの言葉でなんとなく一安心。 ただ……叔母と結婚してもいいという事実を知り再びアマランタの元に戻ってきた三代目アウレリャノが……あぁ……というところで続きは次回へ。
- 明るい子@akaruiko2025年5月17日読みたい病院の待ち時間がほぼなくて(奇跡的。荒天のせい?)結局読めなかった(笑) 傘を差しても役に立たない大雨の中だったのでびしょ濡れ(本は無事)、くたびれ果てて夜まで寝てしまいましたので、読めませんでしたッ!明日こそ続きをぉ〜!
- 明るい子@akaruiko2025年5月13日読んでる376ページまで読んだ。このところ就寝前に少しずつ読み進めてる。こんなおかしな話(褒め言葉)を読むから悪夢を見るのだろうか……いえ、関係ないな。私の見る夢はともかく物語はとても面白いです。
- 菜穂@mblaq_08252025年5月11日読んでる本のある暮らし積読家輪読会@ 福岡市東図書館輪読会にて P129~P157まで。 アウレリャノとピラル・テルネラのこの誕生、ブエンディア家に優しい明かりを灯したアウレリャノの新妻レメディオスの死、長男ホセ・アルカディオの突然の帰宅、やさぐれた長男ホセ・アルカディオに一目惚れしたレベーカ、レベーカに裏切られ失意のピエトロ・クレスピ、アマランタの執拗なレベーカへの恨み、アマランタに惹かれていくピエトロ・クレスピ、自由党と保守党の争いに巻き込まれゆくアウレリャノ みなさんと輪読したのは15ページくらいでしたが、その間急激に変動していくマコンドとブエンディア家。ちなみにホセ・アルカディオ・ブエンディア父さんはその間相変わらず栗の木に繋がれたまま。 アマランタからしたらレベーカとピエトロ・クレスピの結婚がなくなり、願ったり叶ったりではないかと思うのですが……それでもレベーカへの恨みが消えないところが闇深く感じます。養子のレベーカの存在がアマランタの承認欲求を高め、歪めてしまうのでしょう。 そして、ウルスラ母さんの複雑な心境も気になるところ。世間体もありアマランタに求婚するピエトロ・クレスピに対して諸手を挙げて賛成しにくい気持ちもあるのだろうけど、アマランタへ求婚するのはレベーカへの未練や、見返しのような動機では?という疑いがあるように私は感じました。 P157~P190 ここからは一人読み アウレリャノ戦争へ出動し大佐になる、マコンドを任されたホセ・アルカディオとピラル・テルネラの子アルカディオは傍若無人の支配者となる、それを何とか阻止しマコンドの新たな支配者となったウルスラ母さん、あんなに恋焦がれていたピエトロ・クレスピの求婚を一刀両断して断るアマランタ、そして死を選んだピエトロ・クレスピ、軍事裁判にかけられ処刑されたアルカディオ マコンドにも戦争の影が忍び寄り騒然とする中、ブエンディア家も不穏な闇に包まれて。一体何人死ぬんだよ。 私はアマランタの気持ちが全くわからない。愛した人を死に追いやってしまうほど拒むなんて。というかきっとピエトロ・クレスピに対しての想いは愛ではなく、レベーカへの恨みが先だったようにも思えます。複雑。 百年の孤独という物語は、文学に未熟な私にはなかなか難解です。ただ、いろんな解釈を許してくれる懐の広さも感じます。そして刺激的。 一度読んで分からなかったら何度でも読み返してみたいらいいし、何度読んでも楽しめるのがこの物語の特徴でもあるように思います。そして、みんなと一緒に読んで感想や疑問を出し合って深めていけたならばさらに楽しめる。
- 帆@_honnomemo2025年5月6日読み終わった私たちと同じような現実の中に、虚構が組み込まれている、なんとも不思議で不安な世界だった。賢さや思いやりもあるアウレリャノ大佐が、戦争という手段に飲み込まれて引き返せなくなっていく様子が、恐ろしく印象的だった。 読み終わってもうまく自分の言葉でまとめられない... もう一回読んだら、新たな発見がたくさんありそう。
- 明るい子@akaruiko2025年5月4日読んでる最初から読み直して再読部分を突破、現在162ページ目に到達したところ。なんなんだろう、この本は。登場人物名が似ている点だけ難儀するけど、ページを捲る手が止まらないよ。まだ全体の4分の1というところかな。
- USA@usastreet2025年5月4日読み終わった放送大学足掛け4ヶ月掛かったけど大変面白かった。 愛の欠如としての孤独という解説があったが、むしろわたしは他者と共有できない孤独という意味で、この一族の抱える悲劇的な運命が、西洋古典の王道に位置する作品でもあるように感じた。 愛と孤独は対立する同じものという発想、個別の反復をすべて無に帰してしまう運命という反復の中に、新たな誕生があるというモチーフ。 (25/5/3) 放送大学教材図書 世代を通じて継承される名前や出来事。小さな反復と大きな反復が歴史をつくり破壊していくようだ。(25/3/6)
- 花和茶@la_str72025年5月3日読み終わった初読。 これがマジックリアリズム……。状況説明がひたすらにゴチック的につらつら続き、ちょっと苦しくなってきたかも、という頃に、409ページのような表現の美しさで殴られる。何なんだこれは。好きだ。 『族長の秋』も読もう。三宅瑠人さんの装丁画も素敵。
- 羽菜@hanai_books2025年5月1日読み終わった先日、久しぶりの再読を終えて。こんな本だっけ??とびっくりが止まらないほどで、初読のとき、8年ほど前の院生時代の私はいったい何を読んでいたんだろう… 歴史に残る名作だという評価は変わらず。愛を求めて彷徨う人々の心が今回は印象に残った。 ネトフリドラマも最高で、シーズン2公開が待ちきれない…!
- 米谷隆佑@yoneryu_2025年4月30日読み終わった『百年の孤独』を読み終えた――! およそ1ヶ月、夢中で読み進めた。読後の感想は、まるで強風に巻き上げられた孤独が脳天の頂点まで吹き上がり、愛と虚無の慟哭が胸の奥深くで鳴り響くようだった。終盤の怒涛の展開には、ただただ圧倒された。 (本当に終わってしまうんだ。終わってしまう……。もったいないと思いながらも、止まらず一気に読み進めてしまった。終わってしまう……。脳内には崩壊の風が吹き荒れ、主人公の姿、家、町の情景が嵐のように渦巻いて――ななな、なんだこのイメージ!?) ガルシア=マルケスの語りによって開かれた、あの無限に広がる空想世界が、バタンと音を立てて閉じられた。まるで絵本を取り上げられた子どものように、ぼくは駄々をこねたくなる。どうして終わってしまったんだ!と。 ぼくは暗闇へ突き放された。けど目を閉じても、マコンドのブエンディア家の夏の日照りがまざまざと浮かんでくる。興奮が冷めやらない。 この、清々しいほどの絶望感、果たして、うまく伝わるだろうか。
- とり@piyopiyo2025年4月17日またいつか人物リストまでつくって頑張る気概はあったけれど10分読んだら10分寝てるくらい話が進まなかった!一旦諦めます!いつかまた出会うことがあったらよろしくね…という気持ち
- 菜穂@mblaq_08252025年4月13日読んでる本のある暮らし積読家輪読会@ 図書館輪読会にて 今回はP63~P83までを皆さまと輪読し、P83~P127までを1人読みしました。 相変わらず登場人物は多いし、場面がパッと変わったりしてちょこちょこ混乱はするもののやっと少し作風に慣れてきたようで、前回よりも楽しむことができました。 次男坊アウレリャノが 「誰かがここへくるよ」 と予言めいたことを口にしてからがとにかくスピーディ。 まず遠い親戚である少女レベーカがやって来て、マコンドに謎の疫病が蔓延し、そしてまさかの彼が!!←ここ胸熱ポイント ここからは1人読み。 時事ニュースや人から言伝されたことなどを歌にし届けてくれる200歳近い老人が現れたり、アウレリャノが性に目覚めたりまた女によって男になった挙句に恋に目覚めるのだけれど、それがまたなかなかへん……(´・×・`) どうでもいいけど一族を語る上で絶対的に性に関することは必要なんだなぁ。まあ、子孫繁栄させるためには必要不可欠なことだけれども。しかし時には子孫繁栄に関係ない性も語られるのだけれども。 さらに姉妹同様に育ち成長したレベーカとアタランタの恋のお話も出てきます。こちらはこれから不穏なことが起きそうな伏線が張られててザワザワしました。 胸熱だった彼の登場もほんのつかの間…… またこの一族に子孫も増えるよ…… ホセ・アルカディオ・ブエンディア父さんいよいよ気が触れたのか!? 約60ページでどんだけ色んなことが起きるんだよというのが一番の感想です。 お陰で先が気になる気になる。次回が楽しみです
- ari@leaf_beetle2025年4月13日読んでるNetflixのドラマと並行しながら読んでたら、 原作の2/3もいかないくらいでシーズン1が終了。 このまま読み続けるか、シーズン2がくるのを待つか…
- cacaorite@cacaorite2025年4月6日読み終わった@ カフェはじめましてと思ったら、ページを開いた瞬間、ずいぶん昔に読んだことを思い出す 最初の一行で記憶って甦るものなのか 内容がもうすっかり抜けているので再読中
- エマ子@emma-05082025年3月31日読み終わったお風呂で読み終わった。 ちょっと気を抜くと「え?何の話??」となるので、本と一対一になれるお風呂で集中して読んだ。 基本的にマコンドという街から動かないので舞台劇を見てるような気分だった。 あとブエンディア一族多すぎて誰が誰の子供かとかわからなくなるけど、まあいいかと思って突き進むのも大事。
- ハム@unia2025年3月29日読み終わった何も起きない話が好きな自分としては出来事が起きすぎカオスな展開はなかなかしんどい。 「センスの哲学」を読んでいなかったら途中で読むのをやめてしまっていたかもしれないけど、「センスの哲学」を通して見たとき自分なりの楽しみ方が見出せた気がした。 ただ、いざ読み終えてみるとまた最初から読んでみようかなとか思ってる自分がいて不思議。 正直なところ面白かったかと問われれば面白くなかったと答えるけど、それでも再読したくなる感覚がある、クセになる不思議な魅力がある作品。 良くも悪くも印象的だったということになるのだろうと思う。 とりあえず「百年の孤独」のドラマ版も見てみようかな。
- ✟@x_toyanya_x2025年3月29日読み終わった歴史書とファンタジー、どちらの印象も受ける一冊。滔々と語られる現象と、その幻想のコントラストが面白い。ラストが衝撃と言われて読破ししましたが、たしかに驚きのエンディングでした。
- 時雨崎@rainstormbook992025年3月27日読み終わった長かった!文章は遊び心のあるマジックリアリズムの手法で読んでて楽しくはあるけど話があっちこっちに飛んだり非現実的なことが突然起こったり、何よりブエンディーア家で同じ名前多すぎ誰が誰だか 家系図見ないと分からない 再読したらもっと楽しめそうなので積読しなおし。
- リョウテンテン@ryotenten2025年3月24日かつて読んだ2月に読んだ本。 南米の架空の町マコンドを開拓したアルカディオ一家の、100年に亘る年代記。『マジック・レアリズム』という超常現象が遍在する不思議な世界観で語られる。文章の密度が高く1ページが濃厚、そして長い。久しぶりに海外文学を読んだが、歯ごたえのある読書になった。真面目かつユーモラスな世界に慣れてくると面白さが分かってくるタイプの物語。なんで子にも孫にも兄弟にも同じ名前つけるの。
- butter cup🌿@lo3o-v-peony2025年3月22日かつて読んだ2024年ベストの内の一冊。 昨年のブームに乗っ取りおっかなびっくり読んでみたけど、めちゃくちゃ面白かった! カリブ海周辺の雰囲気、魔法と街の発展、そんなわけないだろ!というツッコミ所満載の展開、植物の香り、コーヒーと小魚の金細工、好きなものがいっぱいだった。 推しはヘリネルド・マルケス大佐です🫶🏻
- 藤松@seu_ng162025年3月19日諦めた1週間と少しかけて100ページしか読めんかった... なんやろう、ほんまに読みにくい 同じ文章を3回読んでやっと頭に入ってくる感じ これスラスラ読める人すごいと思う 今まで途中で挫折することなんてほとんどなかったから悔しいけど、積読がいっぱいあるからそっちを読んでいこうと思う
- まんぼう@manbou_salsa2025年3月17日買った読み始めた読み終わったやっと買った 読み始めた、海外の人自分の名前子孫につけ過ぎ 読了、リアルと妄想の入り混じりがすごくて、???となりながら読んだけど、それが評価されたブンガクなのね 筒井康隆さんの文章が1番わかりやすかった
- おおくまねこ@okumanomemo2025年3月17日かつて読んだ発売当時、なんかよくわからんけどバカ売れしてると聞いて波に乗った。三刷の金スピン。普段読まないジャンルだけど不思議と無事最後まで読めた。が、なんでバカ売れしてたのか結局よくわからん。
- 菜穂@mblaq_08252025年3月9日読んでる本のある暮らし積読家輪読会@ 図書館輪読会にて P9~P30まで輪読し、P30~P62まで1人読み アウレリャノ・ブエンディア大佐の回想から物語はスタートしました。 父親であるホセ・アルカディオ・ブエンディアにお供をして初めて氷というものを見たと。 そこから場面は当時のマコンドへと移ります。 小さな村に毎月新しい不思議な品物を持ってやってくるジプシーのメルギアデスからホセ・アルカディオ・ブエンディアは妻のウルスラが止めるのも聞かず度々品物を買い、夢を抱きながら実験し発明、創意することに夢中になっていました。 その姿はまるでギャンブラーのようでもありましたが、決して無駄なことばかりというわけでもなかったようです。 そんなホセ・アルカディオ・ブエンディアを見ている妻や周りの人たちは村の若き族長として立派だった彼とは全く変わり果ててしまい気が触れたのではないかと心配しています。 始めは家族のためにしているという正義があったホセ・アルカディオ・ブエンディアでしたが、発明や創意に夢中になり最初持っていた正義は消え、身なりすら構わなくなってしまいます。 そしてまた新たな発見を求めて旅に出るのですが、そこで自分が井の中の蛙だったことに気が付き気力が尽きてしまいました。 ここに居てはだめだ、違う土地へ移り住もうと妻のウルスラを説得するも断固として拒否され、改めて自分の状況を見て自分が全く周りを見ていなかったことに気づくのでした。 ここから1人読み ホセ・アルカディオ・ブエンディア父さん氷🧊と出会い覚醒!?します。 そしてウルスラ母さんとブエンディア父さんの馴れ初めや祖先のことが語られる中でブエンディア父さんにそんな過去が!!と驚愕し、マコンドという村ができた経緯もわかりました。 さらに長男ホセ・アルカディオが母もびっくりするほどのモノを持つほどに成長し性に目覚め、村を出て行っちゃいました。長男を探して母も数ヶ月行方不明になっていましたが、文明の利器を引き連れて戻ってきたというところで今回は終わり。 正直きちんと物語を把握できている自信がありませんが、物語が動き出す予感がするので次回が楽しみ。
- インテルメッツォとカプリチオ@kaoriiiyama12032025年3月7日半年も前に買って挫折したのをようやく読了(雰囲気や流れを掴めると一気にいけました)。私には初・南米文学。とてつもないスケールで描かれた、開拓者ブエンディア一族の100年、生と死のお話。
- 碧の書架@Vimy2025年3月7日読み終わった私的「読んでたらかっこいい本」だったので挑戦。 神話とか民話みたいな、土の香りや湿度を感じる文章でした。家系図や人名は分からなくなってもあまり影響ない気がするw 某キャラが竹取物語みたいに天に帰って行くシーンが最も印象的でした。そういう寓話が世界中にあるのかしら…とか。 訳が昔のままなので、今では見ない表現を久しぶりに見たのも新鮮でした。 面白い…かどうかは、私には分かりませんでしたが、100ページくらいから引きずり込まれるように一気に読めたので、魔術的ではありましたw
- 虫の息太郎@pampapam_13322025年3月7日かつて読んだ読んでなかったけど有名だから読んだよ本。文庫が出る前に単行本で買ったから財布へのダメージがデカかった。 「これを読まないと〜」みたいに脅されてても別に読まないでいいですよ、インフルエンザの時に見る夢枠なので。 全編下ネタがきついし謎展開がめちゃくちゃ多い、けど推しの女性(最初の妻だっけ?)がちゃんと大往生したのでそこだけは好き。真面目な人と女性が報われる話が好きだな〜と再確認したけど今の時代にあってないような気も。発表当時はすごかったんすね、知らんけど
- つのとしっぽ@horn_and_tail2025年3月6日かつて読んだある一族の栄枯盛衰を描いた物語。中盤から面白くなってくるが、そこまで行く前に挫折する人が多そう。内容の良し悪しというより、“100年も前に書かれた物語を読む”という読書体験として満たされるものがあった。右手に持つ紙に厚みが増していくことの恍惚というか…。ぜひ一度読むことをおすすめします。
- 夏しい子@natusiiko2025年3月6日かつて読んだ純文学を読み慣れているからか、難しさや話の展開に置いて行かれることはなかった。 そして面白かった。引きつけるね。 ずっとウルスラが悪の根源だと思って読んできた。アマランタがレベーカの結婚を阻もうとしたのだってウルスラの配慮が足りなかったからだと思うし。けれど終わりがけになってきたら、ウルスラがいたからこそ百年も続けたのだと思えてきた。 考えてみたら可哀想だよね、父親からもらった金を使われ、息子はマコンドを出ていって、それを追いかけて何日も大変だったし 歳をとってからは、曾孫たちとかにおもちゃにされるし。
- よもやまぴよん@yomtamm2025年3月5日まだ読んでるreadsの使いかたわからないけどとりあえず投稿してみるよ。百年の孤独、2度目の挑戦。まだ読んでいる。あと半分ちょいあるのに、他の本が読みたくなって、停戦中。この本は急展開だらけで読むと体力を削られていく気がする。。
- book & wine 方方@houbou_enzan2025年3月5日読み終わった文庫化が話題よねーと買ったけど、当然のように積ん読へ。むかし読んだけど、30ページくらいでそっ閉じしたんだもの…。でも、お客さまから「これ読みました?めちゃくちゃ面白いですよ!一気読みできる!」と聞いて、ふーんと読み始めたら本当だった。すげーや。筒井康隆の解説もよいのである。
- ヨル@yoru_no_hon2024年12月8日2024年ベスト本「2024年一番印象に残っている本は?」と言われたら、まちがいなくこの本をあげるだろう。これほどまでに奇想天外でややこしくすべて笑いに富んでいて、時には儚く悲しげで、そして美しくもあった......ブエンディア一族の物語。産まれてはやがて死んでいく、その一族の勢いにおののかされながらも、ひとり、またひとりと死んでいき、最後のひとりになるころには、村人は誰ひとりこの一族のことを知るものはいなくなってしまう。「終わり良ければすべて良し」なんていうけど、この一族終わりは......一言では言い表せないほどその死がさまざまで、その者の生き様を表しているかのようでもありながら、とても幻想的でもある。わたしはホセ・アルカディオ・セグランドがすきだったなあ。(双子の弟のほうがキャラ濃すぎて印象薄いけど!)ほんと衝撃的だった...すさまじかったなあ......これは読んだ者にしかわからないであろう......。だからまだ躊躇している方、ぜひ本屋さんへ走ってください(笑) 合わせて友田とんさんの『『百年の孤独』を代わりに読む』と合わせて読むことをおすすめします!!
- クッミ@qumi_chan2024年11月22日読み終わった面白かったー! ディズニーの「ミラベル」てこれが元ネタなんだ…て思った。 お嫁にきた女の人たちが旦那がいなくなってもずっと家のお世話をしてる描写がなんか良かった。 グレートマザーウルスラは勿論なんだけど、サンタ・ソフィア・デ・ラ・ピエダがえらいなと思った。全然目立たないんだけど。 男性作家さんだけど家族にそういう女性が周りにいたのかな。 逆にフェルナンダはあんま好きになれなかったお嫁さん。 ちょうど読んでる時の朝ドラが「虎に翼」で、そのちょい前の「カムカムエブリバディ」も見てたから婚家に入った女性がやがて婚家の骨子を支える女性になってく過程とか、逆にそうならない過程が描かれてるし「家制度」みたいなもの?日本とかこのコロンビアでも家父長制みたいだけどでも男がいなくなったら女しかいないし長生きだから…こうなる?て思いながら読んだ。 あとはマジックリアリズム。初めてだった。 絨毯が何の説明もなく空飛んでて「何!?」て思った。 そういう世界なんだなぁ〜。